Codex CLI diagnostic

codex doctorとは?Codex CLIの状態確認に使う診断コマンド

codex doctor は、Codex CLIがうまく動かない時に、環境、認証、ネットワーク、設定、ローカル状態などを確認するための診断コマンドです。問題をすぐ直すためというより、まず状況を整理して、報告や切り分けに使う入口として扱うと安全です。

このページは非公式の実践ガイドです。Codex CLIの仕様、出力項目、オプションは変わる可能性があります。重要な確認は、OpenAIの公式情報や現在使っているCLIのヘルプもあわせて確認してください。

診断結果には、環境名、パス、設定、認証状態などが含まれる場合があります。公開ページ、SNS、問い合わせ、GPTへの相談に貼る前に、秘密情報や個人情報が混ざっていないか必ず確認します。

codex doctor を先に使う意味:Codexが変な時に、再起動やログインし直しを何となく繰り返す前に、どこが悪そうかを切り分けます。

今までの流れ

  1. Codexが変だな
  2. とりあえず再起動する
  3. まだダメならログインし直す
  4. それでも原因がよく分からない

これからの流れ

  1. Codexが変だな
  2. まず codex doctor
  3. auth / network / config / local state を切り分ける authnetworkconfiglocal state
  4. 必要な対処だけする

codex doctor は、再起動前に「どこが悪そうか」を見るための診断です。結果だけで設定変更や削除をせず、原因候補を分けてから次の確認へ進みます。

codex doctor で何が分かるのか

  • 認証まわりの問題か
  • 通信まわりの問題か
  • 設定まわりの問題か
  • ローカル状態まわりの問題か

codex doctorとは

codex doctor は、Codex CLIの状態を確認するための診断コマンドです。Codexが起動しない、認証が通らない、ネットワークや設定まわりが怪しい、といった時に、まず現在の状態を見える化するために使います。

doctor の結果は「この設定に変えれば必ず直る」という指示ではありません。出力された項目を手がかりに、環境、認証、通信、設定、作業ディレクトリのどこで止まっているのかを分けて見ます。

codex doctorを使う場面

  • Codex CLIが起動しない、または途中で止まる時
  • ログイン状態や認証状態が分からない時
  • 認証エラー、接続エラー、権限エラーの切り分けをしたい時
  • ネットワーク接続やプロキシ、社内環境の影響が気になる時
  • 設定ファイルやローカル状態を確認したい時
  • 不具合報告や問い合わせ前に、状態を整理したい時
  • GPTや別のAIに相談する前に、貼ってよい範囲の診断メモを作りたい時

codex doctorで確認する項目

実際の出力内容は、Codex CLIのバージョン、OS、ログイン方法、設定状態によって変わる可能性があります。下の表は、診断で見る観点の例です。

項目見ること注意点
runtimeCodexが動く環境かOSやCLIのバージョン差に注意する
authログインや認証状態トークンや秘密情報を貼らない
terminalターミナル環境表示崩れ、実行ポリシー、権限に注意する
network接続状態一時的な障害や社内ネットワークの制限もあり得る
config設定ファイル結果だけを見て勝手に変更しない
local stateローカル状態削除、初期化、リセットは慎重に行う

codex doctorの基本コマンド

まずは通常の診断を実行します。出力が長い場合は、エラーや warning の周辺だけでなく、どの項目が成功し、どの項目が確認待ちなのかも見ます。

codex doctor

オプションが利用できる環境では、機械可読の形式で出力できる場合があります。仕様は変わる可能性があるため、現在のCLIのヘルプや公式情報を確認してください。

codex doctor --json

--json と報告書への貼り方

--json のような機械可読出力は、報告書や別ツールで整理しやすい形式です。ただし、JSONだから安全という意味ではありません。貼る前に、パス、ユーザー名、設定値、認証情報、環境変数のような情報が含まれていないか確認します。

以下は説明用のダミー例です。実際の出力内容を保証するものではありません。

{
  "runtime": "ok",
  "auth": "check",
  "network": "ok",
  "config": "check"
}

報告書へ貼る前の整理例

codex doctor 確認:
- 実行日時: 2026-05-25
- 実行環境: Windows / PowerShell など
- 気になる項目: auth が check、network は ok
- 伏せた情報: ユーザー名、ローカルパス、認証情報
- 次に確認したいこと: ログイン状態とCLIバージョン

Codexが動かない時の切り分けの流れ

  1. まず codex doctor で状態を確認する
  2. エラーが出ている項目を runtime、auth、network、config、local state に分ける
  3. 診断結果をそのまま公開せず、秘密情報を伏せる
  4. すぐに設定変更や削除をせず、関連ページや公式情報を確認する
  5. 報告書に「確認したこと」「伏せたこと」「次に試すこと」を分けて書く
  6. 必要なら Codexトラブル対応の入口Codex報告書の読み方 に戻って確認する

診断結果に貼らない方がよい情報

貼らない情報理由代わりにどう書くか
認証トークン第三者に使われる可能性がある「auth周辺でエラー」と書く
APIキー課金や不正利用につながる可能性がある値を消して項目名だけ残す
パスワードアカウント保護に関わる絶対に貼らない
ローカルの詳細パスユーザー名や社内構成が見える場合がある必要なら C:\...\project のようにぼかす
社内リポジトリ名非公開情報にあたる場合がある「private repo」などに置き換える
設定ファイル全文秘密情報や内部URLが混ざりやすい該当行だけ伏せて共有する

doctor の結果を見て、すぐ設定ファイルを直したり、ローカル状態を削除したりするのは避けます。特に認証、キャッシュ、設定、作業ディレクトリに関わる操作は、バックアップや影響範囲を確認してから進めます。

FAQ

codex doctorを実行すれば、原因は必ず分かりますか?

必ず分かるとは限りません。環境、認証、ネットワーク、設定などを分けて見るための手がかりとして使います。結果だけで断定せず、ログや再現手順も合わせて確認します。

--json の出力をそのまま報告書に貼ってもいいですか?

そのまま貼る前に、秘密情報、ユーザー名、ローカルパス、内部URL、設定値が含まれていないか確認してください。必要な部分だけ抜き出し、伏せた情報も報告書に書くと安全です。

doctorでconfigに注意が出たら、すぐ設定を変えてよいですか?

すぐ変更しない方が安全です。設定変更は他の作業や認証状態に影響することがあります。まず現状をメモし、必要ならバックアップを取ってから小さく確認します。

Codex CLIがPowerShellで実行できない時も使えますか?

実行ポリシーやPATHの影響でコマンド自体が起動しない場合があります。その場合は、エラーメッセージ、OS、ターミナル、実行したコマンドを整理し、秘密情報を伏せて相談します。

公式情報はどこで確認しますか?

CodexやCLIの仕様は変わる可能性があります。OpenAIのCodex関連ドキュメントやヘルプ、現在のCLIのヘルプ表示を確認し、このページは実務での切り分け補助として使ってください。