作業フォルダ
Codexには、作業対象のフォルダを明確に伝えます。サイト全体を触る必要がない場合は、対象ページやCSSだけに範囲を絞ると確認しやすくなります。
- 公開用ファイルと原稿ファイルを分ける
- 秘密情報を含むフォルダを作業対象にしない
- 画像や生成物が多い場合は対象を明示する
権限
ファイル編集、コマンド実行、外部通信、公開アップロードは影響範囲が異なります。外部サーバーに反映する作業では、事前確認とバックアップをセットにします。
バックアップ
既存ファイルを確認
公開ディレクトリ内に既存ファイルがあるか確認します。
上書き対象を退避
index.html、robots.txt、sitemap.xml、CSSなどをローカルとサーバー側のどちらかに退避します。
変更後に照合
公開URLとアップロード結果を見て、想定外の削除がないか確認します。
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Codexを実際のサイト制作で使う時は、指示文、報告書、バックアップ、公開前確認をセットで考えると安全です。
設定で大事なのは安全に使うこと
Codexの設定で大切なのは、便利にすることよりも、作業範囲を安全に決めることです。いきなり本番サーバー全体を対象にせず、小さな作業フォルダから始めます。
当サイトはOpenAI公式サイトではありません。Codexの使い方を実体験ベースで整理する非公式ガイドです。最新の仕様や権限の扱いは公式情報をご確認ください。
最初に決めること
- 作業フォルダ
- 対象ファイル
- 触らないファイル
- バックアップ方法
- 報告書形式
- 停止条件
- GitHub連携の有無
- 本番反映の流れ
触らないファイルの考え方
秘密情報、設定ファイル、メール設定、サーバー全体設定、.htaccess、DB操作に関わるファイル、バックアップディレクトリは、原則として不用意に触らせません。実在のパスや秘密情報を指示文に書かないことも重要です。
必要な場合でも、まず調査だけに留め、変更が必要になりそうなら停止して報告させます。
作業タイプ別の注意点
- HTML/CSSだけ触る作業: 表示と内部リンクを確認する
- PHPやフォームを触る作業: 入力チェックとメール設定を分ける
- sitemap/robotsを触る作業: 既存内容を壊さない
- GitHub連携を使う作業: 権限とPR差分を確認する
- 本番反映作業: バックアップとロールバックを先に決める
Codexへの指示で固定すること
目的、対象ファイル、やること、やらないこと、停止条件、確認項目、報告書形式を固定します。この型を毎回使うと、作業後の確認漏れや、触ってはいけない領域への拡大を防ぎやすくなります。
安全設定チェックリスト
- 作業フォルダを限定した
- 触るファイルを明記した
- 触らないファイルを明記した
- バックアップ方針を決めた
- 停止条件を決めた
- 変更後の確認項目を決めた
- 報告書形式を指定した
- 本番反映前チェックを行う
Codexの設定は2層に分かれている
「設定」と一言で言っても、Codexには性質の違う2つの層があります。これを混ぜて考えると、「設定したはずなのに効いていない」という状態になります。
| 設定ファイルの層 | 指示文の層 | |
|---|---|---|
| 何を決めるか | Codexが技術的に何をできるか | 今回の作業で何をさせるか |
| いつ効くか | 常に効く | その依頼の間だけ |
| 例 | 承認の求め方、実行できるコマンドの範囲 | 対象フォルダ、触らないファイル、停止条件 |
| 間違えた時 | 気づかないまま広い権限で動き続ける | その回の作業だけ想定と違う |
危険なのは設定ファイルの層です。指示文のミスは1回で終わりますが、権限を広く設定したまま忘れると、以降すべての作業がその状態で走ります。「毎回書く注意事項」で安全を担保しようとせず、まず設定ファイル側を絞ってください。
触ってよい範囲を実際にどう決めるか
「作業フォルダを限定する」と書かれていても、具体的にどこで線を引くかは迷います。判断に困ったら、次の順で考えてください。
- 1. 壊れたら困るものを先に挙げる。公開中のページ、フォーム、決済まわり、認証情報。これらを「触らない側」に置きます。
- 2. 今回の作業で必ず変わるものを挙げる。1ページのHTMLだけなのか、CSSも含むのか。ここが「触る側」です。
- 3. どちらでもないものを「触らない側」に寄せる。迷ったら含めない、が原則です。後から足すのは簡単ですが、意図せず変わったものを見つけるのは困難です。
- 4. 3の判断を指示文に書く。頭の中で決めただけでは伝わりません。
特に3番です。「たぶん触らないだろう」は範囲の指定になりません。関連しそうなファイルをまとめて渡すと、良かれと思って整えられてしまうことがあります。作業後に「なぜこのファイルが変わっているのか」を調べる時間のほうが、範囲を絞る手間より長くかかります。
停止条件は「起きたら止まる状況」を具体的に書く
チェックリストによく出てくる「停止条件を決める」ですが、何をどう書けばよいか分かりにくい項目です。抽象的に「危なそうなら止まって」と書いても機能しません。判断が要らない形にするのがコツです。
| 効かない書き方 | 効く書き方 |
|---|---|
| 危険な操作の前は止まる | 指定したフォルダの外のファイルを変更する必要が出たら、変更せずに報告して止まる |
| おかしいと思ったら確認する | 削除が必要だと判断したら、削除せずに対象一覧を出して止まる |
| 慎重に進める | 3ファイル以上を同時に変更する必要が出たら、着手前に一覧を出す |
| 不明点があれば聞く | 指示文に書かれていない設定値を決める必要が出たら、推測せず質問する |
右列はどれも「この状況になったら」という客観的な条件になっています。左列は主観の判断を求めているため、判断が自分と違えばそのまま進みます。停止条件を書く時は、「危険かどうか」ではなく「何が起きたか」で書けているかを確認してください。
設定は一度決めて終わりではない
最初に決めた設定は、作業の種類が変わると合わなくなります。次のタイミングで見直してください。
- 作業の対象が変わった時。1ページの修正から、サイト全体の一括変更に移る時は、範囲も停止条件も別物になります。
- 想定外の変更が起きた時。原因を潰すだけでなく、なぜ範囲外に手が届いたのかを見てください。設定側に穴があります。
- 止まってほしい場面で止まらなかった時。停止条件の書き方が主観に寄っている可能性があります。
- 逆に、止まりすぎて進まない時。条件が厳しすぎると、確認の往復で時間を失います。安全と速度の釣り合いを取り直してください。
最後の項目も実際には問題になります。安全側に振りすぎた設定は、結局「まあいいか」と緩められて元に戻ります。守り続けられる水準に調整するほうが、理想的だが守られない設定より安全です。
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よくある質問
Codexの仕様は固定ですか?
固定ではありません。利用できる機能、プラン、CLIやアプリの挙動は更新される可能性があるため、作業前にOpenAIの公式情報を確認するのが安全です。
初心者でも使えますか?
使えます。ただし、作業フォルダ、編集権限、Gitの扱い、秘密情報の管理は最初に整理しておくと安心です。


