ChatGPT・CodexのPluginとは
Pluginは、ChatGPTへ新しい仕事の進め方や接続ツールを追加するためのインストール単位です。手順だけを追加する場合もあれば、Gmail、Google Drive、Slack、GitHubなどの外部サービスへ接続するAppやMCP toolを含む場合もあります。
Pluginを入れただけで外部サービスへ無制限にアクセスできるわけではありません。利用するChatGPT workspace、Codex hostのsandbox、外部サービス側の認証と権限が重なって実際の操作範囲が決まります。
Pluginに含められる6つの要素
Skills
特定作業の手順、参考資料、helper scriptをまとめ、必要な時に正しい流れで実行させます。
Apps
GitHub、Slack、Google Driveなどへ接続し、情報の取得や許可された操作を提供します。
MCP servers
構造化されたtool、認証、共有情報、外部システムへの操作を提供します。Appの背後で使われる場合があります。
Browser extensions
Pluginのworkflowで必要なブラウザ操作能力を追加します。利用するブラウザと権限を確認します。
Hooks
tool callやcommandなどのライフサイクルで処理を実行します。有効化前に内容と提供元を確認します。
Scheduled templates
定期確認や繰り返し業務を始めるためのScheduled task templateを提供できます。
Web・デスクトップ・CLI・IDEでのPlugins
| 画面 | 開き方 | 導入後 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT Web | Workを選びPluginsを開く | 新しいタスクで直接依頼するか@で指定 | hosted Workの権限と接続サービスの認証が適用される |
| デスクトップ | WorkまたはCodexからPluginsを開く | 新しいタスクでskillやtoolを使用 | Codex hostで動く機能はsandboxとapproval policyの対象 |
| Codex CLI | /pluginsでPlugin browserを開く | 導入・有効化後に新しいsessionを開始 | marketplace sourceごとに表示される |
| IDE拡張 | Settings > Pluginsを開く | 導入後に新しいchatを開始 | 接続しているCodex hostのPluginとして扱われる |
Plugin・skill・App・MCP・通常アプリの違い
| 種類 | 主な役割 | 選ぶ目安 |
|---|---|---|
| Plugin | 手順と接続機能をまとめて導入・共有する | 既存workflowをインストールして使いたい |
| skill | 特定作業の再利用可能な指示と手順 | 接続機能が不要で、作業方法だけを固定したい |
| App | 外部サービスの情報と操作toolを提供する | Drive、Slack、GitHubなどと接続したい |
| MCP server | modelへtool、認証、構造化データを提供する | 独自システムや開発用toolを接続したい |
| 通常の業務アプリ | 人が直接操作するDrive、Canva、Notionなど | AI接続とは別に、保存・制作・共有先を選びたい |
ChatGPTでPluginを入れる4ステップ
- Pluginsを開く。WebではWork、デスクトップではWorkまたはCodexからPlugin directoryへ進みます。
- 提供元と内容を見る。OpenAI、workspace、Personalの各sourceを確認し、含まれるskill・App・権限を読みます。
- プラスボタンで導入する。connectorが必要なら案内に従って認証します。初回利用時に求められる場合もあります。
- 新しいタスクを始める。追加されたskillやtoolが利用できる新規タスクで、まず読み取り中心の小さな仕事を試します。
Plugin directoryでは、OpenAI、workspace名、Personalなどのtabと、導入済みを確認するInstalled行が案内されています。組織が提供するPluginは管理者設定によって表示や削除条件が異なります。
Pluginを使う2つの頼み方
成果を直接頼む
導入済みPluginから適切なtoolを選ばせたい時に使います。
今日の未読Gmailを確認し、返信が必要なものを3分類して下書きまで作って。送信前に停止して。@でPluginを指定する
使うPluginや同梱skillを明示したい時に使います。
@Google Drive を使って、最新のローンチ資料を探し、更新点を表にまとめて。元ファイルは変更しない。Pluginを指定しても、目的、対象範囲、変更禁止、停止条件、人間確認は通常の指示と同じように書きます。
Codex CLIとIDEでPluginを管理する
Codex CLI
codex
/pluginsPlugin browserではmarketplace sourceをtabで切り替え、詳細確認、install、uninstallを行えます。導入済みPluginはSpaceで有効・無効を切り替えられます。変更後は新しいsessionを開始します。
IDE拡張ではSettings > Pluginsを開き、接続中のCodex hostへ導入します。導入後に新しいchatを始めてから、追加されたskillやtoolを使います。
Pluginの代表的な活用例
Codex Security
許可されたコードをscanし、もっともらしい脆弱性候補を人間が確認するworkflowに使います。
Gmail
未読threadの整理、要対応抽出、返信下書きに使います。送信は人間確認前に止めます。
Google Drive
Drive、Docs、Sheets、Slidesから資料を探し、比較・要約・成果物作成へつなげます。
Slack
channelの要約、決定事項の抽出、返信案作成に使います。投稿先と送信前確認を指定します。
Pluginの権限とデータ共有を確認する
- 提供元:OpenAI、workspace、Personal marketplaceのどこから導入するか確認する
- 含まれる機能:skill、connector、MCP、browser extension、hookの有無を見る
- 外部認証:接続先serviceのaccountとaccess scopeを確認する
- Codex権限:sandboxとapproval policyでfile・command・networkの範囲を絞る
- 書き込み操作:送信、投稿、削除、公開、merge、権限変更は人間確認前に止める
- データ送信:connector経由で渡す情報には外部serviceのtermsとprivacy policyも適用される
- Hooks:有効化前にcommand内容とsourceを確認する
Pluginの削除とconnectorの切断は別に確認する
Plugin browserから対象を開き、利用可能ならUninstall pluginを選びます。workspace導入済みやdefault Pluginでは管理者が制御し、削除操作が出ない場合があります。
Pluginを削除してもconnector接続が残る場合があります。Gmail、Drive、Slackなどの接続はChatGPT側のconnector管理でも確認し、不要なら別途切断します。
Pluginが使えない時の確認順
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| 導入したのにtoolが出ない | 新しいtask・chat・CLI sessionを開始したか、Pluginが有効か確認する |
| 外部serviceを読めない | connectorの認証、account、access scope、workspace policyを確認する |
| MCP toolが動かない | MCPの追加setup、認証、host側設定、admin制限を確認する |
| Plugin directoryに表示されない | OpenAI・workspace・Personalのtab、marketplace source、accountの提供範囲を確認する |
| 削除できない | workspace-installedまたはdefault Pluginか、管理者制御か確認する |
| 操作が権限で失敗する | Codex hostのsandbox・approvalと外部service側の権限を分けて確認する |
既存Pluginで足りない時はskillから小さく作る
再利用したい手順だけならskillから始めます。AppやMCP toolも含めてteamへ配布したい場合はPluginとしてpackageし、marketplace sourceから共有します。外部serviceとのintegrationを作る場合はBuild an app、見た目を持つChatGPT UIが必要な場合はApps SDKの範囲になります。
自作Pluginではmanifest、source、permission、test、更新方法を管理します。最初から公開配布せず、localまたはworkspace内で小さく検証します。
Work・Scheduled・Apps・Pluginの役割
Pluginで機能を追加し、Sitesで公開する
Pluginはskillや外部serviceを追加する仕組み、Sitesは完成したWebサイト・アプリを保存、host、共有する仕組みです。接続機能と公開先を分けて考え、外部serviceの権限とSiteの共有範囲をそれぞれ確認します。
確認したOpenAI公式情報
- Plugins
- Build plugins
- Build skills
- Build an app
- Agent approvals and security
- Codex CLI commands
- Codex Security plugin quickstart
- Enterprise apps and connectors
本ページは公式ガイドを基にした非公式解説です。Pluginの表示、提供元、導入可否、権限、管理者制御はaccount・plan・workspace policy・更新状況で異なる場合があります。
FAQ
ChatGPT・Codexのプラグインとは何ですか?
ChatGPTで使う機能や手順をまとめて導入できる再利用パッケージです。skill、AppやMCPツール、browser extension、hook、Scheduled task templateなどを含められます。
プラグインはどこで使えますか?
ChatGPT WebのWork、ChatGPTデスクトップアプリのWorkまたはCodex、Codex CLI、IDE拡張で参照・導入できます。画面や提供範囲はアカウントや組織設定で異なる場合があります。
プラグインとskillは何が違いますか?
skillは特定作業の再利用可能な手順です。pluginはskillに加え、接続サービスやMCPツールなどを一緒に配布できるインストール単位です。手順だけならskill、複数機能を配るならpluginが目安です。
プラグインとApp・MCPは何が違いますか?
Appは外部サービスとの接続とツールを提供し、その背後でMCP serverが使われる場合があります。pluginはAppやMCPにskillなどを組み合わせて導入・共有できるパッケージです。
インストール後すぐに同じタスクで使えますか?
公式案内では、インストール後に新しいタスク、チャット、CLI sessionを開始してから、追加されたskillやtoolを使います。既存の会話へ自動反映される前提にしない方が安全です。
プラグインを指定して使う方法は?
成果を直接頼んでChatGPTに適切なtoolを選ばせるか、入力欄で@を使って特定pluginや同梱skillを明示します。CLIではインストール・有効化後に新しいsessionを開始します。
外部サービスへのログインは必要ですか?
connectorやMCPを含むpluginでは、導入時または初回利用時に外部サービスの認証が必要な場合があります。ChatGPTの権限とは別に、そのサービス側のアクセス権も適用されます。
プラグインを削除するとconnectorも切断されますか?
pluginをアンインストールしても、同梱connectorの接続が残る場合があります。connectorはChatGPT側の接続管理画面で別に確認し、不要なら切断します。
プラグインを安全に使うには?
提供元、含まれるskill・MCP・hook、要求権限、外部送信先を確認します。特にhookと書き込み操作は、sandbox、approval policy、外部サービスの権限を最小限にして試します。


