CodexとWorkのどちらで作業する?
資料や分析の完成物はWork、コードや実ファイルの編集・テストはCodexが目安です。ホームページ制作、SEO、資料作成など6つの場面で判断できます。
ChatGPT Workとは、完成物のある仕事を委任する場所
Workは、ファイル、プラグイン、承認したツールを使って情報を集め、成果物を作り、ワークフローを進めます。作業中は進行状況を確認し、質問へ答え、方向を変え、重要な操作を承認できます。
デスクトップアプリでは、利用可能なツールに応じてローカルファイル、アプリ、ブラウザも扱えます。Web版では、プロジェクトやアップロードした資料、接続したツールを使って作業できます。
Chat・Work・Codexの違い
Chat
答えや会話がほしい時。
質問、説明、アイデア出し、短い下書き、意思決定の相談に使います。
Work
完成した成果物がほしい時。
調査、分析、スライド、表計算、Sites、定期更新、複数ツールを使う業務に向きます。
Codex
コードベースを変更・検証したい時。
リポジトリ、ターミナル、テスト、Git、開発ツールを使うソフトウェア作業に向きます。
| 判断項目 | Chat | Work | Codex |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 理解、相談、短い回答 | 日常業務の完成物 | ソフトウェアの実装・検証 |
| 扱うもの | 会話と添付情報 | 資料、プラグイン、業務ツール | コード、ファイル、コマンド、Git |
| 完了の形 | 回答や方針が得られる | レビュー可能なファイルや結果 | 差分、テスト、実行結果 |
| 代表例 | 用語を説明して | 比較表と提案資料を作って | 不具合を直してテストして |
以前Codexで非開発作業をしていた場合、そのままCodexを使い続けることも、日常業務向けのWorkへ移すこともできます。どちらが上という比較ではなく、成果物と使う道具で選びます。
ChatGPT Workの始め方
- ChatGPTでWorkを選ぶ。Webまたはデスクトップアプリの選択欄でWorkを開きます。
- 完成物を一つ決める。スライド、比較表、分析レポート、定期更新など、最後に確認できる形を指定します。
- 資料とツールを渡す。必要なファイル、プロジェクト、プラグイン、参照サイトを絞ります。
- 境界と停止条件を書く。使ってよい情報、変更禁止範囲、送信・公開前に止まる条件を伝えます。
- 進行を確認する。Task detailsを見て、質問へ答え、必要なら途中で方向を変えます。
- 成果物を人がレビューする。根拠、数字、個人情報、公開可否、ファイルの使いやすさを確認します。
最初は小さく、完成条件を見える形にする
「仕事を全部やって」ではなく、「この3資料だけを使い、比較表を作り、未確認事項を別欄へ出し、外部送信前に停止」のように頼むと、途中確認と最終確認がしやすくなります。
Workに向いている仕事
プレゼン資料
メモ、調査資料、会議文書を、構成のあるスライドへまとめます。
比較スプレッドシート
複数案の条件、費用、長所、注意点を表へ整理します。
分析・ブリーフ
複数資料を読み、根拠、要点、未確認事項、次の判断材料をまとめます。
定期更新
予定した時刻に監視、集計、更新、レポート作成を繰り返します。
Web調査
公開サイトを調べ、比較表、出典リンク、追加確認が必要な点を返します。
業務ツール横断
プラグインを使い、Drive、メール、カレンダー、CRMなどの情報を成果物へまとめます。
特に、複数の情報源、プラグイン、ツール、手順を使う仕事、人が手作業すると時間がかかる仕事、レビューして再利用する成果物、繰り返し監視する仕事に向きます。
Workを初心者・中級者・上級者・仕事利用で使い分ける
Workは、短い質問に一回答えるチャットではなく、複数の資料や長い工程を一つの成果物へまとめていく作業向けです。最初は構成案の作成から始め、慣れたら調査・比較・レビューを分け、会社では権限と公開条件を加えます。
初心者:最初は「構成案まで」で止める
最初から完成品を一度に求めず、目的・読者・手元資料・完成形を伝えます。Workが作った構成案を確認してから本文や資料作成へ進むと、方向違いを早く直せます。
- 何のために作るかを1文で伝える
- 誰が読むかを指定する
- 参照してよい資料を添える
- 完成形を記事・表・報告書などで指定する
- 推測してよい範囲を決める
- 最初は構成案の確認で停止する
添付資料を読み、初心者向け説明記事の構成案を作ってください。事実と推測を分け、不明点は埋めずに質問として残してください。まだ本文は書かず、見出しと各章の要点までで止めてください。
中級者:工程と確認ポイントを分ける
中級者は、調査、整理、比較、初稿、事実確認、最終化を別工程として扱います。中間成果物と停止条件を決めることで、長い作業でも途中から修正できます。
| 工程 | Workへの依頼 | 人間が確認すること |
|---|---|---|
| 資料確認 | 資料一覧、要点、日付、出典、不足情報を整理 | 対象資料と最新版が合っているか |
| 設計 | 読者、目的、章立て、評価基準を提案 | 成果物の方向と優先順位 |
| 初稿 | 確認済み構成に沿って作成 | 断定、数字、引用、機密情報 |
| レビュー | 矛盾、重複、抜け、根拠不足を一覧化 | 修正を採用するか |
| 引き渡し | 完成物、未解決事項、次の作業を分離 | 公開・送信・実装へ進めるか |
作業を「資料一覧 → 構成案 → 初稿 → 事実確認表 → 最終稿」の5段階に分けてください。各段階で成果物を提示し、私の確認を待ってから次へ進んでください。出典不明の情報は断定しないでください。
上級者:調査・検証・レビューを並行し、最後に統合する
上級者は、一つの長い指示に詰め込まず、役割の異なる作業を分けます。調査担当、反証担当、編集担当のように観点を分離し、最終成果物では採用根拠と未解決事項を残します。
- 成果物の品質基準を先に定義する
- 一次情報と二次情報を分ける
- 賛成材料と反証材料を別に集める
- 重複作業を避ける担当範囲を決める
- 変更履歴と判断理由を残す
- 繰り返す作業はテンプレート化する
調査、反証、編集の3観点で検討してください。各観点の結果を別々に示した後、根拠の強さ、矛盾、未確認事項を比較表にし、採用した結論と採用しなかった案の理由を最終成果物に残してください。
仕事・業務利用:成果物だけでなく権限・承認・証跡を管理する
会社でWorkを使う場合は、誰が資料を渡せるか、どの情報を扱えるか、誰が承認するか、どこへ保存・送信できるかを先に決めます。管理者設定やワークスペースの方針がある場合は、それを個人の指示より優先します。
| 管理項目 | 決めること | 証跡 |
|---|---|---|
| データ | 公開、社内限定、個人情報、契約、Secretsの区分 | 使用資料一覧と除外対象 |
| 権限 | 閲覧、編集、外部調査、保存、送信、公開の可否 | 利用者・役割・接続先一覧 |
| 承認 | 法務、金額、顧客向け文書、公開物の承認者 | レビュー担当と承認記録 |
| 品質 | 出典、更新日、数値、引用、ブランド表現の基準 | 事実確認表と変更履歴 |
| 引き渡し | 完成物、未解決事項、次工程、保管場所 | 完了報告と作業ログ |
社内限定資料だけを使い、月次報告書の初稿を作成してください。個人情報は要約に出さず、数値には出典ファイル名と基準日を付けてください。外部送信・公開・ファイル削除は行わず、最終版ではなく「人間レビュー待ち」と明記してください。
新しいサイトはWorkで作る?既存サイトとの分け方
新しいサイトでは、Workを「設計と準備」、Codexを「実装と公開」に使うと進めやすくなります。Workだけ、Codexだけと固定せず、最終成果物と必要な道具で分担します。
旧サイトはCodexで小さく改善
公開中のHTML、CSS、sitemap、Search Console反応、FTP、GitHub差分を扱うため、既存の運用を維持します。ページ単位で変更し、公開前確認とバックアップを続けます。
新サイトはWorkで設計から始める
読者像、テーマ、カテゴリ、必要ページ、競合調査、ブランド方針、記事計画を一つの成果物へまとめます。決まった設計をCodexへ渡して実装します。
おすすめはWork → Codex → Search Console
| 作業 | 第一候補 | 理由 |
|---|---|---|
| サイトのテーマと読者像を決める | Work | 複数資料を読み、長い検討を一つの設計書へまとめやすい |
| カテゴリ・記事計画・URL案を作る | Work | 全体の重複と不足を見ながら構造化できる |
| HTML/CSSやCMSテーマを実装する | Codex | 実ファイル、コマンド、テスト、Git差分を扱える |
| 試作品をすぐ共有する | Sites | ホストされたWeb体験として作成・共有しやすい |
| 独自ドメイン・FTP・sitemapを整える | Codex | 既存サーバーと公開ファイルを直接確認できる |
| Search Console反応を整理する | Work + Codex | Workで月次判断をまとめ、Codexで対象ページを実装する |
Workへ渡す新サイト設計オーダー例
新しい情報サイトの設計書を作ってください。
目的:誰のどんな悩みを解決するサイトか
既存サイト:変更しない。重複テーマだけ確認する
成果物:
- サイト名と役割
- 対象読者
- カテゴリ構成
- 初期20ページのURL・検索意図・親子関係
- トップページ構成
- 内部リンク方針
- 公開前チェックリスト
条件:
- 既存サイトの記事本文をコピーしない
- 似た検索意図は1ページへまとめる
- 実装・公開はせず、設計書のレビュー待ちで停止する設計書を確認した後、Codexには「この設計書をもとに、まずトップと親ページ1本だけ作成し、公開せずローカル表示まで確認」と段階的に依頼します。
CodexとWorkの違い、Sitesの使い方、CodexとSEO、公開前チェックもあわせて確認できます。
Workへ仕事を頼む時の5項目
成果物:最終的に何を作るか
資料:使うファイル、プラグイン、サイト
条件:対象範囲、形式、期限、守るルール
品質:良い結果の基準、必要な根拠
停止条件:送信・公開・重要変更の前に確認するプレゼン作成
添付した顧客調査だけを使い、経営会議向け10枚のスライドを作成。根拠がない推測は入れず、未確認事項を最後に一覧化してください。
比較表作成
3社の公開料金と解約条件を調べ、比較表にしてください。各項目へ出典URLを付け、電話確認が必要な点を分けてください。
定期更新
毎週月曜に指定資料を確認し、先週からの変更点を1ページにまとめてください。外部送信はせず、このタスク内でレビュー待ちにしてください。
高いモデルや推論レベルを選んでも、目的や停止条件が曖昧なら安全な成果物にはなりません。まず範囲とレビュー方法を明確にします。
ファイル・プラグイン・ブラウザ・複数エージェント
| 機能 | できること | 確認すること |
|---|---|---|
| ファイル | 資料を読み、文書、表計算、スライドなどの成果物を作る | アップロード許可、個人情報、機密情報、版の新しさ |
| プラグイン | Drive、SharePoint、メール、カレンダー、CRM、プロジェクト管理などへ接続する | 接続先、参照範囲、書き込み操作、組織ポリシー |
| クラウドブラウザ | 公開サイトを調査し、比較や情報収集を進める | 許可するサイト、出典、CAPTCHA、ログイン不可の制約 |
| 定期タスク | 監視、集計、更新、レポートを繰り返す | 頻度、停止条件、毎回の確認先、古い前提 |
| サブエージェント | 独立した調査や処理を分担し、結果を統合する | 担当範囲、使用量、重複、結果の統合確認 |
複数エージェントは対象アカウントで利用できます。多くの推論設定では明示的に分担を頼み、Ultraでは並行処理が有効な場合に先回りで委任できることがあります。詳しくはCodexの推論レベルを確認してください。
Workを安全に使うための確認
- 最小権限:必要なファイル、プラグイン、サイトだけを許可する。
- 重要操作:送信、公開、購入、削除、契約判断の前に停止させる。
- 機密情報:組織ルールと入力可能範囲を先に確認する。
- 根拠:出典、計算、日付、対象範囲を人が確認する。
- 長時間作業:途中経過、質問、ログ、最終成果物を確認する。
- 繰り返し作業:前提が古くなっていないか、定期的に見直す。
WorkとCodexは使用量を共有し、同じ料金、クレジット、利用制限の枠で扱われます。長い仕事、複数ツール、複数エージェントは使用量が増えやすいため、最初から最大設定にせず、価値のある完成物へ範囲を絞ります。
「ChatGPTを仕事で使う」と「ChatGPT Work」は別の検索意図
このページ:ChatGPT Work
ChatGPT内のWorkという作業面、Chat・Codexとの違い、ファイル・プラグイン・ブラウザ・定期タスクを使った委任方法を説明します。
既存ページ:ChatGPTの一般的な仕事活用
メール、要約、議事録、チェックリストなど、ChatGPTを仕事へ取り入れる基本と人間確認を説明します。ChatGPTを仕事で使う方法へ進めます。
完成したサイトはSitesへ
Workで作ったサイトやローカルプロジェクトを公開し、保存版、公開URL、共有範囲を管理する時はSitesへ進みます。確認だけなら保存までにし、承認した保存版だけを公開します。
WorkでPluginを使う
Drive、Gmail、Slack、GitHubなどの接続や再利用可能なskillをWorkで使う時はPluginを導入します。導入後は新しいtaskを始め、成果を直接頼むか@でPluginを指定します。
繰り返す仕事はScheduledへ
Workで一度実行して内容を確認した後、日次・週次の更新、定期レポート、進行中タスクの再確認などをScheduledへ移せます。頻度だけでなく、実行先、報告条件、停止条件、権限を保存します。
OpenAI公式情報
FAQ
ChatGPT Workとは何ですか?
ChatGPTへ、明確な成果物がある実務を委任するための作業面です。資料、プラグイン、承認済みツールを使い、調査、分析、スライド、表計算、定期更新など、確認して使える完成物を作らせる時に向きます。
ChatとWorkは何が違いますか?
Chatは質問、説明、アイデア出し、短い下書きなど会話中心です。Workは複数の情報源や手順を使い、明確な完了条件を持つ成果物を作る時に使います。
ChatGPT WorkとCodexは何が違いますか?
Workは資料作成、分析、調査、業務フローなど日常業務向けです。Codexはコードベース、ターミナル、テスト、Gitなど開発ツールを使うソフトウェア作業向けです。非開発作業をCodexで続けることもできます。
Workは勝手にメール送信や公開をしますか?
重要な操作は確認や承認を前提にします。最初の指示で、調査と下書きまで、送信や公開の前に停止、特定サイトだけ使用、などの境界を明記してください。
Workは自分のブラウザのログイン状態を使えますか?
Web版のクラウドブラウザは端末のブラウザと分離され、公開されたログアウト状態のサイトを扱います。開いているタブ、保存パスワード、個人の閲覧履歴、ログイン済みセッションは使えません。
WorkでUltraを使う必要がありますか?
多くの仕事では必要ありません。まずMediumなど利用可能な標準設定から始めます。独立した仕事へ分割でき、複数エージェントの並行処理が明確に役立つ場合だけUltraを検討します。
ChatGPT Workの使用量はCodexと別ですか?
公式案内ではWorkとCodexは使用量を共有し、同じ料金、クレジット、利用制限の枠で扱われます。長く複雑な仕事や複数エージェントは使用量が増えやすいため、現在のプラン画面を確認してください。


