このページで分かること
Codex作業を1作業1目的に分け、大きな一括変更を避け、停止条件と報告書でロールバックしやすくする考え方を整理します。
判断の基準
作業サイズの適否は、頼む前に次の5つの質問に即答できるかで判定できます。1つでも答えに詰まるなら、その依頼はまだ大きすぎるか、あいまいすぎます。
| 質問 | 即答できる状態 | 詰まる場合の対処 |
|---|---|---|
| 目的は1つに絞れているか | 「〇〇を△△にする」と一文で言える | 「ついでに」が付いたら、その分を別の依頼に切り出す |
| 変更ファイルを予想できるか | 「たぶんこの2〜3ファイル」と挙げられる | 挙げられないなら、先に「調査だけ」の依頼を挟む |
| 確認URLが決まっているか | 作業後に開くURLが特定できている | 確認箇所が多すぎるなら、ページ単位に分割する |
| 戻す対象が分かるか | 失敗時に戻すファイルとバックアップ元が明確 | 戻し方を説明できない作業は、その時点で危険信号 |
| 報告書で確認できる粒度か | 報告を読み切って全変更を把握できる量 | 報告が長くなりすぎる作業は複数回に分ける |
迷ったら小さくする方に倒してください。小さすぎる依頼のコストは「回数が増える」だけですが、大きすぎる依頼のコストは「確認しきれないまま公開する」というリスクそのものです。この2つは釣り合いません。
Codexに頼んでよい例
- 1ページの本文補強だけ頼む
- ヘッダーの表示調整だけ頼む
- 特定カテゴリの内部リンクだけ確認する
- ニュースカード構造だけ整理する
- 1つのテンプレートを追加する
注意が必要な例
- 全ページのデザインを一気に変える
- SEO、画像、cron、GitHubを同時に頼む
- 大きな削除を含める
- 複数サイトを同時に書き換える
やってはいけないこと
- 止める条件なしで大規模依頼を出す
- 報告書形式を指定しない
- 確認URLを渡さない
- 戻しやすさを考えない
Codexに渡す指示文例
このCodex作業を安全な単位に分割してください。1作業1目的、変更してよいもの、変更してはいけないもの、停止条件、確認項目、報告書形式に分けてください。大きい作業を分割する方法
作業が大きすぎると判断した時、どこで切るかに迷います。切り方には型があり、これに沿うと分割後も進めやすくなります。
| 切り方 | 具体例 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 対象で切る | 「全ページ」→「まず3ページだけ」 | 同じ作業を多数に適用する時 |
| 工程で切る | 「調べて直す」→「調べる」「直す」 | 調査結果によって方針が変わる時 |
| 影響度で切る | 「本文とrobots.txt」→ 本文だけ先、設定は別作業 | 影響範囲の違うものが混ざっている時 |
| 確実な部分で切る | 方針が決まっている分だけ先に進める | 一部だけ判断が保留になっている時 |
迷ったら「調べる」と「直す」に分けるのが最も汎用的です。調査だけの作業は変更をともなわないため安全に頼めますし、その結果を見てから直す範囲を決められます。最初から直すことを前提にすると、調べた結果が想定と違った時に方針ごとやり直しになります。
停止条件
- 変更範囲が広すぎる
- 1回で確認できない
- 戻す対象が分からない
- 複数の危険作業が混ざる


