今回やった作業
公開中サイトで、想定していたURLが存在しない、または別名のURLが存在する可能性がある状態を調査しました。すぐに新規ページを作成せず、別名、旧名、表記ゆれ、既存の正規URLを確認しました。
Codexには、候補URLのHTTP状態、canonical、title、H1、内部リンク、sitemap掲載を確認させ、どのURLを正規として扱うべきかを整理させました。
作業前の状態
人間が想定していたURLと、サイト内で実際に使われているURLが違う可能性がありました。名前違い、旧名、表記ゆれ、英字表記の違いなどがあると、存在しないURLを探しているだけになることがあります。
内部リンクやsitemapでは別名URLが使われている場合もあります。その状態で新規ページを作ると、同じ対象を扱うURLが増え、canonicalや内部リンクの整理が難しくなります。
作業前に問題だったこと
想定URLが404だった場合、すぐ新規ページを作れば解決するとは限りません。すでに別名の正規URLがあり、canonicalや内部リンクがそこへ集まっている場合、新規URLを作ると重複が増えます。
また、表記ゆれの扱いを決めないまま内部リンクを足すと、リンク文言とリンク先がズレることがあります。別名を使うなら、どのURLを正規として扱うかを先に確認する必要があります。
Codexに任せたこと
Codexには、想定URLと似たURLを洗い出し、HTTP 200、404、リダイレクトの有無を確認させました。さらに、title、H1、canonical、robots、sitemap掲載、内部リンク元、ページ本文の対象名を確認させました。
別名や旧名のページが存在する場合は、そのページが正規URLとして扱われているか、canonicalが自己URLか、内部リンクがそこへ向いているかを整理させました。今回は修正ではなく、確認と最小修正案に留めました。
人間が判断したこと
人間が判断したのは、想定URLが存在しないからといってすぐ新規作成しないことです。既存の別名URLが正規として使われているなら、まずそのURLを尊重します。
内部リンク文言は、読者に伝わる名前を使いつつ、リンク先は正規URLへ向ける方針にしました。canonical変更やURL変更は影響が大きいため、必要性が明確になるまで実装しない判断にしました。
実際に使った指示文の考え方
指示文では、想定URLだけでなく、別名、旧名、表記ゆれのURLを確認するように指定します。HTTP状態だけでなく、canonical、sitemap、内部リンク元も見ることで、サイト内でどのURLが正規扱いされているかを判断します。
また、404だったURLを内部リンクに入れないこと、似たURLへ勝手に差し替えないこと、正規URL候補とリンク文言の対応を報告することも重要です。
うまくいった点
想定URLがない場合でも、既存の正規URL候補を確認することで、新規ページ作成へ急がずに済みました。canonicalとsitemapを見たことで、サイトがどのURLを重要視しているかも判断しやすくなりました。
別名や旧名を整理すると、内部リンク文言も調整しやすくなります。読者向けの表記と正規URLの扱いを分けて考えられるようになりました。
詰まった点・危なかった点
危なかったのは、想定URLが404だからといって、すぐ同じテーマの新規ページを作りたくなることです。既存の正規URLがある場合、新規ページは重複の原因になります。
また、別名URLが200 OKでも、canonicalが別URLを向いている場合があります。HTTP 200だけでは正規URL判断にならないため、head内の確認が必要です。
作業後に確認したこと
作業後は、想定URL、別名URL、旧名URL候補のHTTP状態を確認しました。canonical、robots、title、H1、sitemap掲載、内部リンク元を見て、正規URL候補を整理しました。
今回はURL変更やcanonical変更を行わず、どのURLを正規として扱うべきか、内部リンク文言をどう寄せるべきかを改善案としてまとめました。
次から使える指示文テンプレート
想定URLが存在しない場合、すぐ新規ページを作らず、別名、旧名、表記ゆれを含む正規URL候補を確認してください。
候補URLのHTTP状態、title、H1、canonical、robots、sitemap掲載、内部リンク元、本文内の対象名を確認してください。
canonicalが自己URLか、別URLへ向いているかも報告してください。
404 URLは内部リンクに追加しないでください。
今回は修正せず、正規URL候補と最小修正案だけを出してください。
確認チェックリスト
- 想定URLのHTTP状態を確認した
- 別名URL候補を確認した
- 旧名や表記ゆれを確認した
- canonicalを確認した
- title / H1を確認した
- sitemap掲載を確認した
- 内部リンク元を確認した
- 404 URLをリンクに入れていない
- 今回は修正せず調査で止めた
関連する使い方ガイド
今回のようなURL役割、canonical、sitemap、内部リンク、Search Console運用の判断は、単独の確認ではなく複数の観点を組み合わせると安定します。関連ページもあわせて確認すると、次のCodex指示を作りやすくなります。
注意書き
この記事は、Codex作業で起きやすい判断を一般化した実践ログ型ガイドです。特定サイトの内部事情、実在案件の固有情報、秘密情報は扱っていません。
Search Console、sitemap、canonical、内部リンクの確認は重要ですが、それだけで成果を保証するものではありません。公開中サイトでは、技術確認と内容品質の見直しを分けて進めることが大切です。


