Practical Codex workflow

canonicalの確認方法と「non-canonical URL」の直し方

canonicalは、検索エンジンに正規URLを伝えるための重要なタグです。静的サイトでは自己URLになっているか、sitemapとズレていないかを確認します。

当サイトはOpenAI公式サイトではありません。Codexの使い方を実体験ベースで整理する非公式ガイドです。最新の仕様・料金・対応プランはOpenAI公式情報をご確認ください。

この記事は2026年8月時点の情報をもとに整理しています。Codex、ChatGPT、Google関連サービス、GitHubの仕様やポリシーは変更される可能性があります。最新情報は各公式情報をご確認ください。

このページで分かること

静的HTMLサイトでcanonicalを確認する方法、自己URL canonicalの考え方、query付きURL、wwwありなし、httpとhttpsの扱い、sitemapとの整合性を確認できます。

canonicalを確認する理由

同じ内容に複数URLでアクセスできる場合、どのURLを正規として扱いたいかを伝える必要があります。canonicalが間違うと、評価したいページとは別のURLを示してしまうことがあります。

Codexに任せられる作業

  • 全HTMLにcanonicalがあるか確認する
  • canonicalが自己URLか確認する
  • sitemap掲載URLとcanonicalが合っているか確認する
  • 末尾スラッシュの違いを確認する
  • httpとhttpsが混ざっていないか確認する
  • wwwありなしが混ざっていないか確認する

人間が確認する作業

サイト全体でどのURLを正規にするかは、人間が方針を決めます。Codexには現在の状態の一覧化を任せ、http/httpsやwwwの扱いはサーバー設定やドメイン方針と合わせて判断します。

よくある失敗

  • 別ページのcanonicalをコピーしたまま残す
  • トップページと下層ページでURL形式が混ざる
  • sitemapはhttpsなのにcanonicalがhttpになる
  • noindexとの違いを混同する
  • query付きURLをそのまま正規URLにしてしまう

Codexへの指示文例

目的:
静的HTMLサイトのcanonicalを確認する

確認:
全HTMLにcanonicalがある
canonicalが自己URLになっている
sitemap.xml掲載URLと一致している
httpsで統一されている
末尾スラッシュが統一されている
noindexとの混同がない

停止:
.htaccess変更が必要そうな場合
サーバー設定の判断が必要な場合

canonicalチェックリスト

  • canonicalが1ページに1つだけある
  • 自己URLを向いている
  • sitemapと一致している
  • httpsで統一している
  • wwwの扱いが混ざっていない
  • noindexと役割を混同していない

実務での使い方

静的サイトでページを追加する時は、HTMLを複製して作ることが多いため、canonicalのコピー残りが起きやすくなります。Codexには、新規ページのURL、canonical、sitemap掲載URLを並べて確認させると、ズレを早く見つけられます。

canonicalは「このページを見せたくない」という指定ではありません。見せたくないページの扱い、robots.txtの制御、noindexの扱いとは役割が違います。判断に迷う場合は、Codexに修正させる前に、現在の状態とリスクだけを報告させるのが安全です。

報告書に残すこと

報告書では、各ページのURL、canonical、sitemap掲載状況、http/https、wwwありなし、末尾スラッシュの扱いを一覧にします。サーバー設定や.htaccess変更が必要そうな場合は、変更せず停止条件として残します。

静的サイトで特に見るところ

静的HTMLでは、物理ディレクトリごとにindex.htmlを置く構成が多くなります。この場合、公開URLは通常ディレクトリ形式になり、canonicalもそのURLに合わせます。ファイル名付きURL、末尾スラッシュなしURL、query付きURLを混ぜると確認が難しくなります。

Codexには、ページURL、HTMLファイル、canonical、sitemapの4点を同じ表で確認させると、どこがズレているか判断しやすくなります。

canonicalのズレを調査した実践ログ

canonicalはすぐ直さず、内部リンク、sitemap、表示差分を確認してから最小修正するのが安全です。

「non-canonical URL」と表示された時の意味

SEOツールやサイト診断で「non-canonical URL」という指摘を見て調べている場合、意味は次のどれかです。

指摘のされ方意味問題か
Non-canonical page in sitemapcanonicalが別URLを指しているページがsitemapに載っている直す。sitemapには正規URLだけを載せる
重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません(Search Console)Googleが自分の判断で別のURLを正規とみなした意図と合っていれば放置可。意図と違うなら本文の重複を解消する
canonicalが自分自身を指していないそのページは「別のページの複製です」と宣言している状態意図的ならそのまま。意図していないなら設定ミス

共通する考え方は、canonicalは「このURLが本体です」という宣言であって、命令ではないということです。宣言と実態(本文の重複度、内部リンクの向き、sitemapの掲載)が食い違っていると、Googleは宣言を無視して自分で正規を選びます。指摘を消すことより、宣言と実態を揃えることが対処になります。

実測:重複ページを301で寄せる時、向きをどう決めるか

canonicalで宣言するだけでは足りず、重複ページを301リダイレクトで統合する場面があります。筆者は運用サイトで同一トピックのページ10本を301で寄せましたが、そこで向きを1回間違えました。その経緯ごと書きます。

2ページが同じ検索語を分け合っていて、主力クエリ1語の数字はほぼ互角(29表示6.9位 vs 28表示6.5位)。「URLがきれいな方を残す」という一般則で向きを決めて301を張ったところ、ページ全体の実績で見ると逆でした。残した側は90日36表示1クリック、消した側は55表示3クリックあり、実績のある方を消していたのです。当日中に向きを入れ替えて復旧しました。

教訓は2つです。①統合の向きは、1つのクエリではなくページ単位の合算で決める(ロングテールの分が落ちるため)。②必ずインデックス済みの側へ寄せる。未登録のURLへ301すると、評価の受け皿がGoogleの知らないページになり、両方消えます。統合前にSearch ConsoleのURL検査で登録状況を見てから向きを決めてください。

301を張った後の確認で踏んだ罠

リダイレクトを設定したら、実際に301が返っているかを確認しますが、ここで実際に踏んだ罠があります。設定直後に確認すると、サーバーのキャッシュが古い200を返すことがあるのです。筆者の環境では、設定済みの301が確認のたびに200に見えたり301に見えたりを行き来し、壊れていると誤診しかけました。

対処は単純で、1回の確認で判定せず、時間を空けて数回確認すること。キャッシュ付きのサーバー(LiteSpeedなど)では特に起きやすい挙動です。数回とも301で安定したら完了、200が混ざり続けるなら設定側の問題です。

あわせて、統合後はサイト内に旧URLへのリンクが残っていないかを全数で置換します。301があるので辿れはしますが、内部リンクが転送を挟み続けるのは無駄で、リンクの表示テキストに古いURLが残っていると読者にも見えます。筆者の作業では、リンク張り替えの際に「同じ行き先へのリンクが1ページに2本並ぶ」「張り替えた結果、ページが自分自身にリンクする」という2つの副作用も出たため、置換後にこの2点も機械で検査しています。

関連する実践ログ

このページの確認観点に近い実践ログを追加しました。作業範囲を広げすぎない判断や、公開前の安全確認に使えます。

canonical は内部リンクとsitemapもあわせて見る

canonicalが自己URLまたは意図したURLか、canonical先が404ではないかを確認します。non-canonical URL がSearch Consoleで出た時は、canonicalだけでなく内部リンクとsitemapのURLも見直します。