タグは「壊れていないか」を見る
ページの情報を伝えるタグは、書き足すより壊れていないかを確認するほうが実務では重要です。多くの不具合は、書き忘れではなく前のページからのコピーで起きます。
確認するタグと、よくある壊れ方
| タグ | 役割 | よくある壊れ方 |
|---|---|---|
| title | 検索結果の見出し | 他ページと同じまま |
| description | 検索結果の説明文 | 使い回しで内容と合わない |
| canonical | 正規のURLを示す | コピー元のURLが残っている |
| robots | 登録の可否 | noindexが残ったまま公開 |
| h1 | ページの見出し | 複数ある、または無い |
canonicalとrobotsが最も影響が大きい2つです。前者は別のページを正規として示してしまい、後者は検索結果に出なくなります。
確認だけを頼む
タグの修正をまとめて任せると、意図しない書き換えが混ざります。まず確認だけを頼み、結果を見てから直す範囲を決めてください。
- 「全ページのcanonicalが自分のURLと一致しているか一覧で」
- 「robotsにnoindexが入っているページを挙げて」
- 「titleが重複しているページの組を挙げて」
- 「h1が無い、または2つ以上あるページを挙げて」
いずれも変更を伴わないので、結果を見て判断できます。
結果の読み方
一覧が出ても、全部直す必要はありません。優先順位があります。
- noindexが残っている — 公開したいページなら最優先
- canonicalが他ページを指している — 評価が別ページに渡ります
- titleの完全重複 — 量産されたページに見えます
- descriptionの使い回し — 影響は限定的
- h1の数 — 構造の問題。急ぎではありません
4番と5番に時間をかけるより、1〜3を確実に潰すほうが効きます。
直す時の注意
- 1種類ずつ直す(同時に複数のタグを変えない)
- 変更前の値を記録する
- 直した後、本番で実際に反映されているか見る
- 順位が付いているページのtitleは、慎重に変える
最後が重要です。既に評価されているページのtitleを変えると、順位が下がることがあります。検索語とずれている確証がある場合だけ変えてください。
実践ログから分かったこと
実際に見つかったのは、コピー元のURLがcanonicalに残っていたページでした。見た目には何の問題も無く、本文も正常です。一覧で確認して初めて分かりました。
もう1つ、公開したはずのページにnoindexが残っていたことがあります。作業中に一時的に入れたものが、そのまま公開されていました。この2つは目視では見つからないので、一覧で確認する手順を入れています。
FAQ
どのタグから確認しますか?
robotsとcanonicalです。この2つは影響が大きく、目視では見つかりません。
descriptionは必ず書くべきですか?
書いたほうがよいですが、優先度は高くありません。robotsとcanonicalを先に確認してください。
titleは自由に変えてよいですか?
順位が付いているページは慎重に。検索語とずれている確証がある場合だけ変えてください。
修正もまとめて任せてよいですか?
まず確認だけ頼んでください。結果を見てから直す範囲を決めるほうが安全です。


