薄いページになる原因は指示にある
新しくページを作らせると内容が薄くなるのは、能力の問題ではなく渡している材料が少ないためです。題名だけ渡すと、一般的な説明で埋めるしかありません。
作るべきかどうかの判断は検索データから判断するページに分けています。ここでは、作ると決めた後の指示の作り方を扱います。
指示に必ず入れる5つ
| 渡すもの | 渡さないと |
|---|---|
| 読み手と、その状況 | 誰向けか定まらず一般論になる |
| 見出しの案(自分で決めたもの) | どこかで見た構成になる |
| 各見出しで書く内容(1〜2行) | 見出しだけ立派で中身が薄い |
| 自分が知っている具体例 | 他所と同じ内容になる |
| 書かないと決めたこと | 不要な節が増える |
4つ目が決定的です。自分が実際に見たこと、試したこと、数字を1つでも入れると、そのページだけの内容になります。
分割して頼む
1ページを一度に作らせると、各節が浅くなります。次の順にすると深さが出ます。
- 見出しだけ先に作らせて、自分で削る
- 各見出しについて、書くことを自分で1行書く
- 節ごとに本文を作らせる
- 全体を通して読み、つながりを自分で直す
3番を節ごとにするのは、気に入らない節だけ作り直せるようにするためです。全体を作り直すと、良かった節まで変わります。
できあがった後に見るところ
次に当てはまる段落は、誰が書いても同じになります。削るか、自分の内容に置き換えてください。
- 「〜が重要です」で終わり、なぜかが書かれていない
- 用語の定義だけで、実際にどうするかがない
- メリットとデメリットが対称に並んでいる
- 「人によって異なります」で結論を回避している
- 具体的な数字、期間、金額が1つも出てこない
まとめて作らせない
一度に何ページも作らせると、共通部分が増えて似たページが並びます。作る本数の上限を決めてください。
- 1回に作るのは1ページ
- 同じ型のページを続けて作る場合、本文の共通部分を後から確認する
- 公開前に、既存ページと内容が重なっていないか見る
3つ目を飛ばすと、自分のサイト内で同じ語を取り合うことになります。
そのまま使える指示の形
材料を渡す形にすると、指示は長くなりますが結果が変わります。次の順に書いてください。
- 「読み手は◯◯な状況の人です」
- 「見出しはこの4つで固定してください」+見出しを列挙
- 「各見出しで書くことは次の通りです」+1行ずつ
- 「私が実際に経験したことは次の通りです」+具体例
- 「一般論で埋めないでください。材料に無いことは書かないでください」
5番目を書かないと、材料が足りない部分が一般的な説明で埋まります。埋まった箇所は、後から見分けにくくなります。
作った後に自分で足すもの
できあがった下書きに、次のどれか1つを自分で足すだけで性格が変わります。
- 実際に試した手順と、その時の環境
- うまくいかなかった時の症状と原因
- かかった時間、費用、回数の実測値
- 途中で判断を変えた理由
- 結局やらなかったこと、その理由
これらは自分で書くのが速く、任せると一般論になります。整理と言い回しの調整だけを任せてください。
実践ログから分かったこと
指示を「このテーマでページを作って」だけにしていた時期は、どのページも似た構成になりました。見出しは整っているのに、中身が一般論で埋まっていました。
見出しを自分で決めて、各見出しで書くことを1行ずつ渡す形に変えたところ、同じ道具でも出てくるものが変わりました。差が出るのは能力ではなく、渡す材料の量でした。
FAQ
どうすれば薄くなりませんか?
自分が知っている具体例を1つでも渡してください。渡す材料が少ないと一般論で埋まります。
見出しも任せてよいですか?
案を出させるのは有効ですが、採用する見出しは自分で決めてください。
一度に何ページ作れますか?
1ページずつにしてください。まとめて作ると共通部分が増えて似たページが並びます。
できあがりをどう確認しますか?
具体的な数字や期間が1つも出てこない節は、誰が書いても同じ内容です。そこを置き換えてください。


