書く前に調べる工程がある
ページを作る前に、その語で既に何が書かれているかを見ておくと、同じ内容を作らずに済みます。ここは調べる道具の出番で、実際に書く段階に入ってからでは遅くなります。
調べる時に見る4点
| 見ること | 分かること |
|---|---|
| 上位に出ているページの型 | 読み手が何を期待しているか |
| どのページも書いている項目 | 無いと不足に見える部分 |
| どこにも書かれていない項目 | 自分が書ける部分 |
| 使われている言葉 | 検索する側の表現 |
3つ目が見つからない場合、そのテーマで新しく作る意味は薄くなります。既存ページの補強に回したほうが結果につながります。
検索意図の見分け方
同じ語でも、読み手が求めているものは違います。型が合っていないと、内容が良くても選ばれません。
- 知りたい — 説明、定義、比較
- やり方を知りたい — 手順、注意点
- 選びたい — 比較、条件、料金
- そこへ行きたい — 特定のサイトや場所を探している
4つ目の場合、解説を書いても読まれません。この見極めを先にすると、作らない判断もできます。
調べた内容を渡す時
調べた結果をそのまま渡すと、要約されて条件が落ちます。次の形にしてください。
- 見出しの案(自分で決めたもの)
- それぞれの見出しで書くこと(1〜2行)
- 使う言葉の指定
- 書かないと決めたこと
調べた内容そのものではなく、調べて決めたことを渡すのが要点です。調査結果を渡すと、その要約が本文になり、どこかで読んだ内容になります。
やらないこと
- 上位のページの構成をそのまま真似る
- 調べた内容を要約して本文にする
- 1つの語のために似たページを何本も作る
- 順位や集客を保証する表現を書く
- 調査だけで満足して、書かないまま終わる
既存ページの補強で足りる場合
調べた結果、新規に作らないほうがよい場合があります。判断の目安は次の通りです。
| 状況 | やること |
|---|---|
| その語を扱うページが無い | 新規に作る |
| あるが、一節だけ触れている | その節を独立させる |
| あって内容も十分 | 題名を検索語に合わせるだけ |
| 似たページが既に2つある | 役割を書き分ける |
確認せずに新規に作ると、2つのページが同じ語を取り合い、どちらも順位が上がりません。
調べる時間の上限を決める
調査は終わりが決めにくく、いくらでも続けられます。書く時間が無くなるのが一番の失敗です。
- 調べる前に、答えたい問いを3つ書く
- 3つに答えが出たら終わり
- 新しい資料を見ても既知の内容しか出なければ終わり
- 時間の上限を決めておく(30分など)
調べただけで満足して書かないまま終わるのが、実際には一番多いパターンです。
実践ログから分かったこと
調べる工程で効いたのは、上位のページを真似るためではなく「どこにも書かれていないこと」を探すために見る、と目的を変えたことでした。真似ると必ず同じ内容になります。
もう1つ、調査結果をそのまま渡していた時期は、要約が本文になり、どこかで読んだ内容にしかなりませんでした。調べて決めたことだけを渡す形に変えてから、自分の内容が入るようになりました。
FAQ
競合を調べる目的は何ですか?
真似るためではなく、書かれていない項目を見つけるためです。そこが書く理由になります。
調査結果をそのまま渡してよいですか?
すすめません。要約が本文になり、他所と同じ内容になります。調べて決めたことを渡してください。
検索意図はどう見分けますか?
知りたい・やり方・選びたい・特定の場所を探している、の4つで分けてください。
作らない判断もありますか?
あります。書ける項目が見つからない場合は、既存ページの補強に回したほうが結果につながります。


