公開してからが本番
ページを作った後、何を見て、どう直すかを決めておかないと、作りっぱなしになります。見るべき数字は多くありません。
- 表示回数 — 検索結果に出た回数。0なら、まだ見つけられていない段階
- クリック数 — 実際に開かれた回数
- 掲載順位 — 平均の位置
この3つの組み合わせで、次にやることが決まります。
数字の組み合わせで原因が分かる
| 状態 | 原因 | やること |
|---|---|---|
| 表示0 | まだ見つけられていない | 待つ。内容は判断材料にならない |
| 表示あり・順位20位以下 | 内容が足りない | その語について厚くする |
| 順位10位前後・クリック少 | 順位相応 | 触らない。上げる作業が必要 |
| 順位5位以内・クリック0 | 題名と検索語のずれ | 題名を直す。本文は触らない |
| 順位も題名も正常・クリック0 | 意図と違うページがランクしている | どのURLが出ているか確認する |
最後の行が一番見つけにくい型です。数字だけ見ていると気づけません。
AIに数字を渡す時
分析を任せる場合、渡し方で結果が変わります。
- 期間を明示する(いつからいつまでか)
- 数字の意味を添える(表示・クリック・順位)
- 少ない件数で結論を出させない
- 「この数字から言えないことも挙げて」と指定する
最後の指定が効きます。少ないデータでも、それらしい分析は返ってきます。言えないことを明示させると、判断材料の不足に気づけます。
やってはいけない直し方
- 数件のデータで大きく作り変える
- 複数箇所を同時に直す(効いた要因が分からなくなる)
- 1週間で効果を判断する
- 順位が付いていない語のためにページを増やす
- 測り方を途中で変える(比較にならない)
着手前に数字を記録し、1か月後に同じ測り方で測り直してください。
測る前に記録しておく
直した効果を後から判断するには、着手前の数字が要ります。次を記録してください。
- 対象ページの表示回数・クリック数・掲載順位
- 期間(いつからいつまでか)
- 何を直したか
- いつ直したか
1か月後に、同じ期間の長さで、同じ測り方で測り直します。測り方を変えると比較になりません。記録が無いと「良くなった気がする」以上の判断ができません。
直す対象を1つに絞る
複数箇所を同時に直すと、効いた要因が分からなくなります。急いでいる時ほど絞ってください。
| 状況 | 直す対象 |
|---|---|
| 順位は良いがクリックが無い | 題名だけ |
| 順位が20位以下 | 本文だけ |
| 意図と違うページが出ている | 内部リンクだけ |
1回に1つ直して、1か月置いて測る。この繰り返しが、結局いちばん速く進みます。
実践ログから分かったこと
実際にあったのは、28表示・7.3位でクリックが0という数字でした。順位も題名も問題無く見えたので原因が分からず、検索結果に出ているURLを確認したところ、意図していたページではなく別の似たページが出ていました。内部リンクの数が21対1で偏っていたためです。
数字だけを見ていると、この型は見つかりません。順位と題名が正常な時こそ、実際にどのURLが出ているかを確認するようにしています。
FAQ
どのくらいで数字を見ればよいですか?
公開から1か月後です。それより早いと順位が付いておらず、判断材料になりません。
表示が0のページはどうしますか?
まだ見つけられていない段階です。内容の良し悪しとは別なので、待ってください。
順位5位でクリックが0の場合は?
題名と検索語がずれている可能性が高い部分です。本文は触らず題名を見直してください。
AIに分析を任せてよいですか?
整理は任せられますが、少ない件数でも結論は返ってきます。「言えないことも挙げて」と指定してください。
