作業後は3つの層で確認する
変更した直後は、直した箇所しか見ません。しかし問題が出るのはその周りです。
- 変更したファイル — 頼んだ範囲を越えていないか
- 反映 — 本番で実際に変わっているか
- 影響 — 他のページが巻き込まれていないか
タグそのものの確認はタグ確認のページに分けています。ここでは作業の後始末を扱います。
変更ファイルの一覧を見る
最初に見るのは、何が変わったかです。想定より多い場合は、範囲を越えています。
- 頼んだページ以外が含まれていないか
- 共通部分のファイルが含まれていないか
- 設定ファイルが含まれていないか
- 件数が想定と合っているか
共通部分が含まれていた場合は、全ページに影響します。この段階で気づかないと、後から原因を探すことになります。
本番で反映を確認する
手元のファイルが変わっていることと、本番で変わっていることは別です。次を確認してください。
| 確認 | 見落とすと |
|---|---|
| 本番のページが実際に開けるか | 置き忘れに気づかない |
| 変更内容が反映されているか | 古い内容のまま公開が続く |
| sitemapに入っているか | 見つけてもらえない |
| リンク元があるか | たどり着けない |
1行目は実際に起きます。ファイルを作ったのに本番へ置いていない、という状態は目視では気づけません。
影響の確認
- 同じ形を使っている他のページを2〜3枚開く
- スマホの幅で崩れていないか見る
- 文字化けが混ざっていないか見る
- リンク切れが増えていないか確認する
3番目は、本番から取り込んで加工する作業をした場合に起きます。日本語が途中で分断される形の不具合は、目で見れば分かりますが、確認しなければ気づきません。
記録に残すこと
- いつ、何を変えたか
- 変更前の状態(戻せるように)
- 確認した項目と、確認していない項目
- 次に見る日
3つ目が実務的です。すべてを確認できないことは当然あるので、何を確認していないかを残しておくと、後から補えます。
確認を短時間で終わらせる順番
毎回すべてを見るのは続きません。上から見て、問題が出た時点で止めて直すと短時間で済みます。
- 変更ファイルの一覧を見る(範囲を越えていないか)
- 本番で該当ページが開けるか
- 変更内容が反映されているか
- スマホの幅で崩れていないか
- 同じ形の他ページを1枚だけ開く
1と2で大半の問題は見つかります。時間が無い時はここまでで構いません。
公開後に見る日を決めておく
作業した日に確認して終わりにすると、後から出る問題に気づけません。次の3回だけ見る日を決めてください。
- 作業当日 — 反映と表示
- 1週間後 — 検索結果に出る文言が意図通りか
- 1か月後 — 数字の変化。ここで初めて内容の判断をする
1か月より早く内容を判断しないでください。順位が付くまで時間がかかるため、材料が足りません。
実践ログから分かったこと
実際に起きたのは、sitemapに載っているのに本番で開けないURLが生まれたことでした。手元のファイルとsitemapだけを照合していて、本番の存在を確認していなかったのが原因です。
もう1つ、本番から取り込んで加工する処理で、日本語が途中で分断されて文字化けが混入したことがあります。受信したデータをまとめてから文字に変換すれば起きません。どちらも「動いているように見える」種類の不具合でした。
FAQ
作業後に何から確認しますか?
変更ファイルの一覧です。頼んだ範囲を越えていないかが最初の関門になります。
本番の確認は必要ですか?
必要です。手元で変わっていることと、本番で変わっていることは別です。
どこまで確認すればよいですか?
全部は無理なので、確認していない項目を記録に残してください。後から補えます。
文字化けはどこで起きますか?
本番から取り込んで加工する処理で起きやすくなります。作業後に本文を目で確認してください。


