このページで整理すること
GeminiとCodexを組み合わせる時に、公式誤認、秘密情報、共有範囲、停止条件、触らせないファイルを明確にするページです。
GeminiとCodexは、どちらか一方が常に正解というものではありません。調査や構成、実装、公開確認のように段階を分けると、AIを使ったWeb制作やコード作業が安全に進めやすくなります。
Geminiでできること
- 情報や素材を整理する
- 文章や見出しのたたき台を作る
- Google系ツールの文脈で作業を整理する
- 比較表や作業リストの下書きを作る
Codexでできること
- HTML/CSSや既存ファイルを確認する
- 内部リンクやsitemapを確認する
- GitHub差分や公開前チェックを行う
- 作業報告を読み、人間が判断しやすい形にする
一緒に使う流れ
- 公式情報と非公式ガイドを分ける
- 秘密情報や共有範囲を確認する
- Codexへ触らないファイルを明記する
- 成果保証や順位保証を避ける
- 公開前に人間が確認する
使い分け表
| 作業 | Geminiで見ること | Codexで見ること |
|---|---|---|
| 公式誤認 | 最新情報の確認を促す | 非公式ガイドとして表現 |
| 秘密情報 | 伏せる観点を出す | 掲載しない |
| 設定ファイル | 注意点を整理 | 軽作業で触らない |
| 成果保証 | 期待値を整理 | 保証表現を避ける |
複数のAIを使う時に増えるリスク
AIを1つだけ使う場合と比べて、複数を組み合わせると固有のリスクが増えます。効率だけを見て導入すると見落とします。
| リスク | 1つだけの場合 | 複数使う場合 |
|---|---|---|
| 情報を渡す先 | 1社 | 社数が増え、規約もそれぞれ違う |
| 誤りの検出 | 自分で確認する | 片方の出力を無検証で他方へ渡すと誤りが増幅する |
| 前提のずれ | 起きにくい | 別々の会話なので、決めたことが共有されない |
| 責任の所在 | 明確 | どちらの出力を採用したか分からなくなる |
2行目が実務上いちばん危険です。片方の出力をそのまま次のAIへ渡すと、誤りが確認されないまま増幅します。工程をまたぐ時は、必ず人間が内容を確認してから渡してください。
入力してよい情報の線引き
サービスごとに規約もデータの扱いも違うため、「片方で大丈夫だったから」は通用しません。共通の基準を持っておくと迷いません。
- どのサービスにも入れないもの:パスワード、APIキー、他人の個人情報、勤務先の未公開情報。これはサービスを問わず共通です。
- 入れる前に規約を確認するもの:業務上のデータ、著作物、顧客とのやり取り。
- 問題ないもの:すでに公開されている情報、一般的な質問。
迷った時は、具体的な値を伏せて一般化した形で相談する方法があります。「このキーが動かない」ではなく「認証情報が読み込まれない場合の原因」として聞けば、実際の値を渡さずに答えを得られます。
なお、各サービスのデータの取り扱いは変更されることがあります。業務で使う場合は、その時点の規約を提供元で確認してください。このページの内容は一般的な考え方の整理であり、個別の規約に優先するものではありません。
やってはいけないこと
- GeminiやCodexを公式情報の代わりとして扱わない
- Geminiだけで自動的にサイトが完成するような書き方をしない
- Codexのコード出力を確認なしで採用しない
- Google DriveやGeminiまでCodexが扱える前提で進めない
- APIキー、認証情報、DB情報、秘密鍵を貼らない
- AdSense、Search Console確認タグ、robots.txt、ads.txt、.htaccess、DB、cronを軽作業で触らせない
- 成果保証や順位保証を書かない
FAQ
GeminiとCodexはどちらを先に使えばいいですか?
調査や構成を先に整理したい場合はGeminiやChatGPT、実ファイルへ反映したい場合はCodexが使いやすいです。
GeminiだけでWeb制作は完結しますか?
構成や文章の整理には使えますが、HTML/CSS反映、公開前チェック、内部リンク確認はCodexや人間確認と分ける方が安全です。
Codexへ渡す時に何を書くべきですか?
対象URL、対象ファイル、やること、やらないこと、停止条件、確認項目を書いて渡すと安全です。
公式情報はどこで確認しますか?
機能、料金、提供状況は変わることがあるため、重要な判断では各提供元の最新情報を確認してください。
