ChatGPT fact check

ChatGPTが嘘をつく・間違える時の確認方法

ChatGPTは自然な文章で答えるのが得意ですが、その答えが常に正しいとは限りません。特に仕様、料金、ニュース、法律、医療、金融、公開状態は一次情報や実画面で確認します。

当サイトはOpenAI公式サイトではありません。ChatGPTやCodexの使い方を、実体験ベースで整理する非公式ガイドです。

機能、料金、提供プラン、対応環境は変わる可能性があります。最新の仕様・料金・対応プランはOpenAI公式情報をご確認ください。

社内利用や個人情報の扱いは、所属組織のルールや最新の公式情報を確認してください。

誤りには型がある

間違いは全体に均等に散らばるのではなく、決まった場所に出ます。全文を疑うのではなく、出やすい場所を優先して確認するほうが現実的です。

  • 具体的な数字 — 料金、割合、件数、年数
  • 固有名詞の組み合わせ — 実在する会社名と実在しない製品名がつながる
  • 出典らしき記述 — 存在しない資料名や条番号が、もっともらしい形で出る
  • 最新の情報 — 学習時点より後の変更が反映されない
  • 断定の強さ — 本来「場合による」ことが言い切りになる

なぜ自信ありげに間違えるのか

文章としての整合性を優先して作られるため、根拠が弱い部分でも自信のある書き方になります。読む側からは、確かな部分と不確かな部分の区別が付きません。

これは設定で直る種類の問題ではないため、確認の手順を自分側に持つのが唯一の対処です。「間違えないようにして」と指示しても効果はありません。

やってはいけない確認方法

  • 同じ相手に聞き返す — 誤りを補強する説明が返ることがあります
  • 別のAIに聞いて一致を見る — 元になった情報が共通なら、同じ誤りが揃います
  • 出典が示されたら信じる — 出典自体が実在しないことがあります
  • もっともらしさで判断する — もっともらしく書くのが得意な相手です

確認は必ず外部の情報源で行ってください。

確認の手順

  1. 数字と固有名詞に印を付ける
  2. それぞれ、発表元の公式ページで確認する
  3. 出典が示されていれば、実際に開いて記述が一致するか見る
  4. 確認できなかったものは「未確認」と残す
  5. 判断に使う部分だけは、必ず一次情報にあたる

4番が実務的です。すべてを確認できないことは当然あるので、確認できていないことを文章に残しておくと、後から読む人が判断できます。

減らすための頼み方

誤りをゼロにはできませんが、次の指定で確認しやすくなります。

  • 「確かでない部分は、確かでないと明記して」
  • 「一般論と、私の状況に対する話を分けて」
  • 「情報の時点を書いて」
  • 「知らないことは知らないと言って」

それでも誤りは出ます。指示は確認を楽にするためのもので、確認の代わりにはなりません。

判断に使う場合の線引き

間違いが避けられない以上、どこまで使うかを決める必要があります。実務的な線引きは次の通りです。

使い方可否
論点を洗い出す、抜けを探す向いている
用語や制度の概要をつかむ入口としては使える。根拠は別途
個別の状況に対する結論を出す使わない
医療・法律・税務・投資の判断使わない

境目は「一般論か、自分の状況か」です。一般論の整理は得意ですが、個別の条件は渡した情報の範囲でしか扱えません。

実践ログから分かったこと

実際に引っかかったのは、存在しない資料名が出典として示されたケースです。名前も形式ももっともらしく、検索して初めて存在しないと分かりました。出典が付いているだけで安心してしまうのが危ないところです。

もう1つ、料金の数字が古い情報のままだったことがあります。文章全体は自然で、その1か所だけがずれていました。数字だけを抜き出して確認する習慣にしてから、この種の見落としがなくなりました。

FAQ

間違いをなくす設定はありますか?

ありません。確認の手順を自分側に持つのが唯一の対処です。

「合っていますか」と聞き返せば確認になりますか?

なりません。誤りを補強する説明が返ることがあります。外部の情報源で確認してください。

複数のAIで一致すれば信頼できますか?

できません。元になった情報が共通なら同じ誤りが揃います。

全部を確認する時間がありません

数字、固有名詞、日付、出典に絞ってください。実害はほぼここから出ます。