workflow

AI作業フローでGPT・Copilot・Gemini・Codexを使い分ける方法

調査、整理、実装、Office、コード補助、報告書確認を一つの作業フローとして整理します。

このサイトは非公式ガイドです。最新の機能、料金、提供状況は提供元の情報を確認してください。AIの回答やコード変更は人間が確認してください。
ai-tools-workflow.md
research: Gemini
organize: ChatGPT / GPT
office: Microsoft Copilot
code assist: GitHub Copilot
implement: Codex
verify: human

道具の切り替え地点を決めておく

複数の道具を使う時に効率が落ちるのは、性能ではなく受け渡しの部分です。片方の出力をそのまま次に貼ると、条件や出典が抜け落ち、後戻りが発生します。全体の地図は比較ハブにあります。

1つの作業を4工程に割る

作業を工程に割ると、どこで切り替えるかが決まります。

  1. 決める — 何をするか、どこまでやるかを決める。会話型で整理する
  2. 調べる — 事実を集める。検索と連動するもので、出典まで取る
  3. 作る — ファイルを変更する。Codexなど、実際に手を入れられるもの
  4. 確かめる — 人間が見る。ここは代わりがきかない

工程をまたぐたびに情報が減るので、切り替えは少ないほど有利です。1と2をまとめられるならまとめてください。

受け渡しで落ちるもの

実際に落ちやすいのは次の4つです。渡す時に明示的に含めてください。

  • 時点 — いつ調べた情報か
  • 出典 — どこに書いてあったか
  • 条件 — 「〜の場合は」という限定が消えやすい
  • やらないと決めたこと — 次の工程で復活してしまう

とくに4つ目は見落とされます。「この案は採らないと決めた」という情報を渡さないと、次の工程で同じ案が出てきます。

工程を1つにまとめられる場合

工程を分けるほど受け渡しの手間が増えるので、まとめられるところはまとめます。判断の目安は次の通りです。

状況まとめてよいか
調べる内容が1点で、公式ページを開けば済むまとめてよい
手元に材料がそろっている「決める」と「作る」をまとめてよい
複数の資料を突き合わせる分ける。統合されると食い違いが消える
公開する成果物を作る分ける。確認の工程を独立させる

分ける理由は精度ではなく、後から検証できるようにするためです。誰にも見せない作業なら、まとめて構いません。

実際の受け渡しの書き方

そのまま使える形にすると、次のようになります。

  1. 調べた内容は「要点1〜2行+出典+確認日」の形にそろえる
  2. 作る工程に渡す時、「この材料に無いことは足さないで」と明示する
  3. 変更を依頼する時は、変えてよい範囲と触ってはいけない箇所を先に書く
  4. 出来上がったら、渡した材料と照らして、足されたものが無いか見る

2番目と4番目が対になっています。指定しても足されることがあるので、確認までがセットです。

切り替えないほうがよい場合

工程を分けるのは手間がかかります。次の場合は1つで通したほうが速く終わります。

  • 作業が30分以内で終わる
  • 調べる必要がなく、手元の材料だけで足りる
  • 結果を人に渡さず、自分の理解のためだけに使う

逆に、公開する成果物や、後から説明が必要な作業では、工程を分けたほうが検証できます。

実践ログから分かったこと

受け渡しで実際に困ったのは、調べた内容を要約して渡した結果、条件付きの記述が条件なしになっていたことです。「特定の設定の時だけ起きる」という話が「起きる」に変わっていて、そのまま作業を進めてしまいました。

それ以来、渡す材料には必ず出典と確認日を付け、要約されたものをさらに要約させないようにしています。二重の要約は、どの段階で条件が落ちたか追えなくなります。

FAQ

工程を分けると時間がかかりませんか?

短い作業なら分けないほうが速いです。公開物や、後から説明が必要な作業で分けてください。

出力をそのまま次に貼ってはいけませんか?

貼っても構いませんが、時点・出典・条件が残っているか確認してください。ここが抜けると後戻りします。

どこで人間が入るべきですか?

事実の確認と、公開してよいかの判断です。この2つは工程の最後に必ず置いてください。

道具を減らすとどうなりますか?

受け渡しが減るぶん、情報の欠落は減ります。作業の幅が足りているなら、少ないほうが有利です。