Codexを立ち上げる前に確認すること
このページは、Codexをインストールした後の手順です。まだアプリやCLIを入れていない場合は、先にインストールページを確認します。
- Codexデスクトップアプリのインストールが完了している
- サインインに使うChatGPTアカウントが分かる
- 作業対象のサイトやアプリのフォルダが分かる
- 重要なファイルはバックアップまたはGitで復元できる
- APIキー、パスワード、個人情報を指示文へ貼らない
作業フォルダは狭く選びます。ユーザーフォルダ全体、OneDrive全体、デスクトップ全体ではなく、今回作業するプロジェクトのフォルダだけを開くと、対象を判断しやすくなります。
WindowsでCodexアプリを立ち上げる
- スタートメニューを開く:Windowsキーを押し、検索欄へ「Codex」と入力します。
- Codexを選ぶ:検索結果のCodexアプリを開きます。初回は起動に少し時間がかかる場合があります。
- サインインする:Continue to sign inを選び、開いたブラウザで認証します。
- プロジェクトを追加する:Add new projectを選ぶか、
Ctrl+Oで作業フォルダを開きます。 - 新しいタスクを作る:
Ctrl+Nで新しいタスクを開き、対象と禁止事項を短く指示します。
アプリが見つからない場合はMicrosoft Storeのインストール履歴を確認します。公式案内にあるWindows Package Managerを使う場合は、次のコマンドでインストールできます。
winget install Codex -s msstoreWSL内のプロジェクトを開く場合は、Add new projectまたはCtrl+Oから\\wsl$\以下の対象フォルダを選びます。Windows側とWSL側でGitやNode.jsの場所が異なる時は、実行環境をそろえて確認します。
MacでCodexアプリを立ち上げる
- Spotlightを開く:
Command+Spaceを押し、「Codex」と入力します。 - Codexを開く:検索結果からアプリを選びます。Finderのアプリケーションから開いても構いません。
- サインインする:ブラウザへ移動してChatGPTアカウントを認証し、Codexへ戻ります。
- フォルダを追加する:Add new projectを選ぶか、
Command+Oで対象フォルダを開きます。 - 新しいタスクを作る:
Command+Nでタスクを開き、最初は読み取りだけを依頼します。
macOSが初回起動やフォルダへのアクセスを確認した場合は、表示された対象を読み、今回必要な範囲だけ許可します。Codexへディスク全体の権限を常に与える必要がある、と考えないことが大切です。
初回起動でChatGPTアカウントへサインインする
ChatGPTアカウント
Continue to sign inを選ぶとブラウザが開きます。普段使っているChatGPTアカウントで認証し、Codexアプリへ戻ります。利用できる機能や使用量は契約や組織設定によって異なります。
APIキー
Sign in another wayからAPIキーを使える環境もあります。ただし、ChatGPTサインイン時と利用できる機能が同じとは限りません。APIキーを指示文、画面共有、公開ファイルへ貼らないでください。
ブラウザで認証したのにアプリへ戻らない場合は、ブラウザの別アカウント、Cookie制限、VPNや組織ネットワーク、Codexアプリの更新状況を確認します。認証を繰り返す前に、使うアカウントが正しいか確かめます。
起動後はCodex・Work・Chatのどれを選ぶか
コードベースやサイトのファイルを読み、修正、コマンド、Git、ブラウザ確認まで進める作業に使います。このページの主な対象です。
文書、表、スライド、調査結果など、コード以外も含む成果物を作る仕事に使います。
短い質問、相談、要約など、ファイル操作を伴わない会話から始めたい時に使います。
サイト制作やリポジトリ作業を頼む時はCodexを選びます。調べたいだけならChat、納品物をまとめたいならWorkというように、最終成果物から入口を決めると迷いにくくなります。
作業するプロジェクトフォルダを開く
Add new projectを選ぶか、WindowsはCtrl+O、MacはCommand+Oでフォルダを開きます。選んだフォルダがCodexの作業ディレクトリになり、その中のファイルを確認・変更できる範囲の基準になります。
| 選び方 | よい例 | 避けたい例 |
|---|---|---|
| サイト制作 | codexguide.jpなど対象サイトのルート | 複数サイトをまとめた親フォルダ全体 |
| Gitリポジトリ | .gitと主要ファイルがあるリポジトリルート | 一部ファイルだけのサブフォルダ |
| 文書・データ | 今回処理する資料だけを集めた作業フォルダ | ドキュメントやOneDrive全体 |
| WSL | \\wsl$\...以下の対象プロジェクト | WindowsとWSLの同じリポジトリを同時編集 |
フォルダを間違えたまま指示を出すと、Codexは必要なファイルを見つけられないか、別のプロジェクトを対象にする可能性があります。最初の指示で現在のフォルダ名と主要ファイルを報告させます。
Local・Worktree・Cloudのどれで始めるか
今開いているローカルフォルダで作業します。初回の確認、小さな修正、単独タスクの基本です。
同じGitリポジトリで複数タスクを分離して並行作業する時に使います。各タスクの対象と完了条件を分けます。
クラウド環境で実行できる場合に使います。環境設定、秘密情報、ネットワーク、結果の取り込み方法を先に確認します。
最初はLocalで対象を確認し、並行作業の必要が出たらWorktreeへ広げるのが分かりやすい順番です。Cloudは便利ですが、ローカルと同じ環境・権限・秘密情報が自動的に使えるとは限りません。
モデル・推論・承認を確認して最初のタスクを始める
| 設定 | 初回の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| モデル | PowerまたはSol | 迷った時の出発点。日常作業はTerra、明確な反復はLunaへ調整します。 |
| 推論レベル | Medium | 速度と確認のバランス。短い単純作業はLight、難しい調査はHigh以上を検討します。 |
| 承認 | Ask for approval | 作業境界を越える操作を人が確認できます。Full accessは通常の初期設定にしません。 |
| タスク範囲 | 一つの結果 | 一つのタスクに複数の目的を詰めず、結果ごとに新しいタスクを作ります。 |
最初は、変更を伴わない次の指示で対象を確認します。
このフォルダの構成を確認してください。
変更はせず、主要ファイル、現在の作業対象、起動方法だけ報告してください。
秘密情報や認証設定は開かないでください。報告されたフォルダとファイルが正しければ、「この1ファイルだけ」「タイトルは変えない」「作業後に差分を報告」など、小さく明確な依頼へ進みます。
Codexをもう一度立ち上げて前のタスクを続ける
デスクトップアプリを再び開くと、プロジェクトやタスクの履歴から前の作業へ戻れます。続ける前に、前回の報告、現在の差分、未完了項目、作業フォルダが同じかを確認します。
- 同じ成果を続けるなら前のタスクを開く
- 目的が変わったら新しいタスクを作る
- 別のサイトやリポジトリなら別プロジェクトを開く
- 複数タスクを並行するなら対象ファイルを分ける
- 公開や削除の前には最新のバックアップと差分を確認する
Windows・Macとも新しいタスクはCtrl/Command+N、フォルダを開く操作はCtrl/Command+O、SettingsはCtrl/Command+,が目安です。実際の表示やショートカットは現在のアプリで確認してください。
ターミナルからCodex CLIを立ち上げる
CLIは、ターミナルで作業するプロジェクトへ移動してからcodexを実行します。起動場所がそのまま作業対象の基準になるため、コマンドの前に現在地を確認します。
cd <プロジェクトフォルダ>
codex| 操作 | 用途 |
|---|---|
codex --version | CLIがインストールされ、PATHから呼び出せるか確認する |
codex login | 必要な環境で認証を開始する |
/new | 現在のCLIセッションで別の成果を扱う新しい会話を始める |
/exit | 現在のCLIセッションを終了する |
codex resume | 以前のCLI作業を再開する候補を選ぶ |
コマンドが見つからない場合は、CLIのインストールとPATHを確認します。デスクトップアプリを入れただけでは、すべてのターミナルでcodexコマンドが必ず使えるとは限りません。
Codexが立ち上がらない・先へ進めない時の確認表
| 症状 | 確認すること | 次の対応 |
|---|---|---|
| アプリが見つからない | インストール完了、アプリ名、対応OS | Storeやアプリケーション一覧を確認し、必要なら公式手順で再インストール |
| サインインを繰り返す | ブラウザのアカウント、Cookie、VPN、組織制限 | 正しいアカウントへ絞り、アプリとブラウザを更新して再認証 |
| 画面が白い・止まる | ネットワーク、アプリ更新、サービス状況 | アプリを終了して再起動し、継続時はCodex statusを確認 |
| フォルダを選べない | OSのファイル権限、クラウド同期、パス | 対象フォルダだけのアクセスを許可し、ローカルに存在するか確認 |
| 必要なファイルが見つからない | 開いたフォルダがプロジェクトルートか | 現在地と主要ファイルを報告させ、正しいフォルダを開き直す |
codexが見つからない | CLIのインストール、PATH、ターミナル再起動 | codex --versionを試し、CLIの導入手順を確認 |
| WSLでGitやコマンドが違う | Windows側とWSL側のGit、Node.js、作業パス | 実行環境を一方へそろえ、同じリポジトリの二重編集を避ける |
| 承認で作業が止まる | 要求されたコマンド、通信先、対象ファイル | 内容が必要か確認して個別に承認し、理由が不明なら拒否して説明を求める |
立ち上げ直後の安全チェック
- 作業フォルダが今回の対象だけになっている
- 最初はAsk for approvalで始めている
- 秘密情報、個人情報、APIキーを指示文へ含めていない
- 最初のタスクは変更なし、または一つの小さな変更だけにしている
- 公開、削除、外部送信、課金を伴う操作には停止条件がある
- 作業後に差分、テスト、公開結果を人が確認する
モデルや推論レベルを上げても、権限と確認は不要になりません。Codexを立ち上げる時点で対象範囲を正しく決めることが、その後の作業を安全にします。
確認したOpenAI公式情報
- Codex quickstart
- Codex app
- Codex projects
- Codex Windows app
- Codex commands and shortcuts
- Codex authentication
- Agent approvals and security
- Git worktrees
アプリ名、画面、ショートカット、利用できる実行方法は更新される可能性があります。2026年7月14日時点の公式ガイドを基準にし、実際の画面表示を優先してください。
Codexの立ち上げ方 FAQ
Codexアプリはどこから立ち上げますか?
Windowsではスタートメニューや検索、macOSではアプリケーションまたはSpotlightからCodexを開きます。見つからない場合はインストールの完了とアプリ名を確認します。
Codexを初めて開いた後は何を選びますか?
ChatGPTアカウントでサインインし、Codexを選び、作業するプロジェクトフォルダを開きます。その後、Local、Worktree、Cloudなど利用できる実行方法と承認設定を確認します。
Codex・Work・Chatはどう使い分けますか?
コードベースやファイルを読み書きし、ツールを使って開発やサイト作業を進める時はCodexです。文書や表など成果物中心ならWork、短い会話や質問ならChatを使います。
最初にどのフォルダを開けばよいですか?
変更したいサイトやアプリのファイルが入っているプロジェクトの最上位フォルダを選びます。デスクトップ全体やユーザーフォルダ全体など、範囲が広すぎる場所は避けます。
LocalとWorktreeのどちらで始めますか?
初回の確認や小さな単独作業はLocalで始められます。同じリポジトリで複数タスクを並行させる場合は、ファイル衝突を分けやすいWorktreeを検討します。
最初からFull accessを選んでもよいですか?
通常は選びません。Ask for approvalとsandboxを基本にし、対象、バックアップ、秘密情報、停止条件を確認できる限定的な作業だけで必要性を判断します。
起動直後の最初の指示は何が安全ですか?
まずは変更を禁止して、フォルダ構成、主要ファイル、起動方法を報告させる確認タスクが安全です。対象が正しいと分かってから、小さな変更を一つずつ依頼します。
CLI版Codexはどう立ち上げますか?
ターミナルで作業したいプロジェクトフォルダへ移動し、codexを実行します。コマンドが見つからない場合はインストールとPATHを確認し、codex --versionで動作を確認します。
前のタスクを続きから開けますか?
デスクトップアプリでは履歴から対象タスクを開きます。CLIではcodex resumeまたは利用できる再開操作で、対象の作業内容と差分を確認してから続けます。
Codexが立ち上がらない時はどうしますか?
インストール、OS対応、サインイン、ネットワーク、アプリ更新、フォルダ権限を順に確認します。WindowsのWSLプロジェクトではパスとGitの配置も確認します。


