管理画面の作業とファイルの作業を分ける
WordPressの固定ページ作業でつまずくのは、2種類の作業が混ざるからです。本文や見出しは管理画面で編集しますが、テンプレートや表示の形はテーマのファイル側にあります。どちらの話をしているかを分けないと、直したい場所にたどり着けません。
| 直したいもの | どこを触るか |
|---|---|
| 本文、見出し、画像 | 管理画面の編集 |
| ページ全体の並び順や余白 | テーマのファイルかCSS |
| タイトルタグや説明文 | SEO関連の設定 |
| URL | 管理画面のパーマリンク設定 |
固定ページに向く内容
投稿(ブログ記事)と固定ページは、更新の頻度で使い分けます。
- 固定ページ向き — 会社案内、料金、よくある質問、問い合わせ、規約。時期に関係なく必要な情報
- 投稿向き — お知らせ、事例、日々の記録。増えていく情報
迷ったら「1年後もこのページが必要か」で判断してください。必要なら固定ページです。
本文を作る時の注意
固定ページは検索から直接読まれることが多いため、そのページだけで話が完結している必要があります。次の点を確認してください。
- 他のページを読んでいる前提の書き方になっていないか
- 料金や条件を書く場合、いつ時点の情報かが分かるか
- 他の固定ページと同じ説明を繰り返していないか
- 問い合わせ先が書かれているか
3つ目は見落とされがちです。似た説明が複数の固定ページにあると、どれも読まれにくくなります。共通する説明は1ページにまとめ、他からはリンクしてください。
固定ページが増えてきた時
ページ数が20を超えたあたりから、管理が問題になります。次の3つを決めておくと、後から探し回らずに済みます。
- URLの付け方をそろえる — 意味の分かる英単語で、あとから見て何のページか判断できる形にします
- 親子関係を決める — 料金の下に個別の料金ページを置く、といった構造にします。並列に並べると探せなくなります
- 更新日を書く — 料金や条件を含むページには、いつ時点の情報かを明記します
とくに2つ目は後から直すのが大変です。URLの構造を変えると既存のリンクが切れるため、最初に決めておいてください。
更新が止まるページの扱い
作ったまま何年も更新されていないページは、内容が古くなって信頼を下げます。年に一度でよいので、次を確認してください。
- 書かれている料金や条件が今も正しいか
- リンク先が生きているか
- 問い合わせ先が今も使えるか
- そのページが今も必要か
4つ目で不要と判断したページは、消すか、内容を統合してください。残しておくだけで管理の手間が増えます。
公開前に見るところ
- URLが意味の分かる形になっているか
- タイトルが検索されそうな言葉と合っているか
- スマホで表示が崩れていないか
- リンク切れがないか
- 公開してよい情報だけになっているか
- メニューやサイト内のどこからたどり着けるか
6番目は忘れやすい部分です。作っただけでどこからもリンクされていないページは、ほとんど読まれません。
実践ログから分かったこと
固定ページで実際に困ったのは、似た内容のページが増えていたことでした。料金の説明が3ページに分かれて書かれていて、どれも中途半端になっていました。1ページにまとめて、他からはリンクする形にしたところ、読まれる本数自体は減っていません。
もう1つ、作ったのにどこからもリンクしていないページが複数ありました。管理画面には並んでいるので作った気になりますが、たどり着けなければ無いのと同じです。
FAQ
固定ページと投稿はどう使い分けますか?
1年後も必要な情報は固定ページ、増えていく情報は投稿です。
本文はどのくらい必要ですか?
長さより、そのページだけで話が完結しているかどうかです。他ページ前提の書き方は避けてください。
同じ説明を複数のページに書いてもよいですか?
すすめません。1ページにまとめ、他からはリンクしてください。どれも読まれにくくなります。
作ったページが読まれません
まずサイト内のどこからリンクされているか確認してください。たどり着けないページは読まれません。
