Codex status

Codex statusとdoctorの違い

statusはサービス側の状態、doctorは自分の環境を確認するものとして分けると分かりやすいです。

2つは答えている問いが違う

混同されやすい2つですが、確認している対象が別です。ここを分けると、調べる順番が決まります。

公式のサービス状態手元の環境の診断
答える問い提供側で障害が起きているか自分の環境に問題があるか
影響範囲全利用者自分だけ
自分にできること待つ直す
見る場所提供元の状態ページ手元の診断結果

見る順番と理由

  1. 先に公式のサービス状態 — 障害中なら、手元をいくら直しても直りません
  2. 次に手元の診断 — 自分の環境の問題を切り分けます
  3. 最後に作業の記録 — 直前に何を変えたか

順番を逆にすると、提供側の障害中に自分の設定を触ってしまい、障害が復旧した後で設定が壊れた状態が残ります。これが一番避けたい結果です。

どちらでも分からない時

両方とも問題なしと出るのに動かない場合、原因は次のどれかであることが多くあります。

この段階で設定を大きく変えないでください。直前の変更を1つずつ戻すほうが速く原因にたどり着けます。

やってはいけない対応

どちらを見るかで対応が変わる

確認先を取り違えると、対応の方向がまるごと変わってしまいます。提供側の障害なら自分にできることは待つことだけで、手元を触ると状況が悪くなります。逆に手元の環境の問題なら、待っても直りません。

実際に判断が必要になるのは、動かない原因が分からない最初の数分です。この時に「まず提供側、次に手元」という順番を持っているかどうかで、復旧までの時間が大きく変わります。順番を決めておけば、その場で考える必要がなくなります。

同じ症状でも原因が違う

見た目が同じでも、原因は別のことがあります。次の症状は両方の可能性があるため、切り分けが必要です。

症状提供側の可能性手元の可能性
応答が返らない障害・混雑ネットワーク・設定
途中で止まる一時的な不調権限・容量
認証に失敗する認証側の障害設定の期限切れ
急に遅くなった混雑手元の負荷

どちらか分からない場合は、別の端末やネットワークから試すと切り分けられます。同じ症状が出れば提供側、出なければ手元の問題である可能性が高くなります。

記録しておくと次が速い

切り分けの結果は、その場で解決すると忘れます。次の3点だけ残してください。

  1. いつ、どういう症状だったか
  2. どちらが原因だったか
  3. 何をしたら直ったか

これがあると、同じ症状が再発した時に切り分けから始める必要がなくなります。とくに、提供側の障害だった場合の記録は役に立ちます。「前も同じ時間帯に起きた」という情報が、次の判断を速くします。

切り分けに使える追加の手段

2つの確認先だけで判断が付かない場合、次の方法で切り分けられます。いずれも設定を変えずに試せるので、先にこちらを行ってください。

設定を変えるのはこの後です。切り分けが済む前に設定を触ると、元の状態が分からなくなり、障害が復旧した後も動かない状態が残ります。

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実践ログから分かったこと

順番を間違えて痛い目に遭ったことがあります。動かないので手元の設定を色々変えたところ、実際は提供側の障害でした。障害が復旧した後、変えた設定が原因で今度は本当に動かなくなり、元に戻すのに時間がかかりました。

それ以来、必ず提供側の状態を先に見てから手元を触るようにしています。順番を決めておくだけで、この種の二次被害は防げます。

FAQ

どちらを先に見ますか?

提供側のサービス状態が先です。障害中なら手元を直しても解決しません。

両方とも問題なしなのに動きません

直前に変えた設定を1つずつ戻してください。大きく変えないでください。

再インストールすれば直りますか?

最初の手段にしないでください。原因が分からないまま環境を作り直すと、同じことが再発します。

違いを覚えられません

「全利用者の問題か、自分だけの問題か」で分けてください。