Codex status
Codex statusとdoctorの違い
statusはサービス側の状態、doctorは自分の環境を確認するものとして分けると分かりやすいです。
2つは答えている問いが違う
混同されやすい2つですが、確認している対象が別です。ここを分けると、調べる順番が決まります。
| 公式のサービス状態 | 手元の環境の診断 | |
|---|---|---|
| 答える問い | 提供側で障害が起きているか | 自分の環境に問題があるか |
| 影響範囲 | 全利用者 | 自分だけ |
| 自分にできること | 待つ | 直す |
| 見る場所 | 提供元の状態ページ | 手元の診断結果 |
見る順番と理由
- 先に公式のサービス状態 — 障害中なら、手元をいくら直しても直りません
- 次に手元の診断 — 自分の環境の問題を切り分けます
- 最後に作業の記録 — 直前に何を変えたか
順番を逆にすると、提供側の障害中に自分の設定を触ってしまい、障害が復旧した後で設定が壊れた状態が残ります。これが一番避けたい結果です。
どちらでも分からない時
両方とも問題なしと出るのに動かない場合、原因は次のどれかであることが多くあります。
- 直前に自分が変えた設定
- ネットワーク側の制限(社内ネットワークなど)
- 一時的な不調(時間を置くと直る)
- 使い方の勘違い
この段階で設定を大きく変えないでください。直前の変更を1つずつ戻すほうが速く原因にたどり着けます。
やってはいけない対応
- 原因が分からないまま複数の設定を変える
- 提供側の障害中に手元の設定を触る
- 再インストールを最初の手段にする
- エラーの内容を読まずに操作を続ける
- 認証の情報をやり取りに貼る
どちらを見るかで対応が変わる
確認先を取り違えると、対応の方向がまるごと変わってしまいます。提供側の障害なら自分にできることは待つことだけで、手元を触ると状況が悪くなります。逆に手元の環境の問題なら、待っても直りません。
実際に判断が必要になるのは、動かない原因が分からない最初の数分です。この時に「まず提供側、次に手元」という順番を持っているかどうかで、復旧までの時間が大きく変わります。順番を決めておけば、その場で考える必要がなくなります。
同じ症状でも原因が違う
見た目が同じでも、原因は別のことがあります。次の症状は両方の可能性があるため、切り分けが必要です。
| 症状 | 提供側の可能性 | 手元の可能性 |
|---|---|---|
| 応答が返らない | 障害・混雑 | ネットワーク・設定 |
| 途中で止まる | 一時的な不調 | 権限・容量 |
| 認証に失敗する | 認証側の障害 | 設定の期限切れ |
| 急に遅くなった | 混雑 | 手元の負荷 |
どちらか分からない場合は、別の端末やネットワークから試すと切り分けられます。同じ症状が出れば提供側、出なければ手元の問題である可能性が高くなります。
記録しておくと次が速い
切り分けの結果は、その場で解決すると忘れます。次の3点だけ残してください。
- いつ、どういう症状だったか
- どちらが原因だったか
- 何をしたら直ったか
これがあると、同じ症状が再発した時に切り分けから始める必要がなくなります。とくに、提供側の障害だった場合の記録は役に立ちます。「前も同じ時間帯に起きた」という情報が、次の判断を速くします。
切り分けに使える追加の手段
2つの確認先だけで判断が付かない場合、次の方法で切り分けられます。いずれも設定を変えずに試せるので、先にこちらを行ってください。
- 別の端末から試す — 同じ症状なら提供側、出なければ手元の問題
- 別のネットワークから試す — 社内ネットワークの制限を切り分けられます
- 時間を置いて再度試す — 一時的な混雑であれば解消します
- 別の利用者に確認する — 自分だけかどうかが分かります
設定を変えるのはこの後です。切り分けが済む前に設定を触ると、元の状態が分からなくなり、障害が復旧した後も動かない状態が残ります。
関連ページ
実践ログから分かったこと
順番を間違えて痛い目に遭ったことがあります。動かないので手元の設定を色々変えたところ、実際は提供側の障害でした。障害が復旧した後、変えた設定が原因で今度は本当に動かなくなり、元に戻すのに時間がかかりました。
それ以来、必ず提供側の状態を先に見てから手元を触るようにしています。順番を決めておくだけで、この種の二次被害は防げます。
FAQ
どちらを先に見ますか?
提供側のサービス状態が先です。障害中なら手元を直しても解決しません。
両方とも問題なしなのに動きません
直前に変えた設定を1つずつ戻してください。大きく変えないでください。
再インストールすれば直りますか?
最初の手段にしないでください。原因が分からないまま環境を作り直すと、同じことが再発します。
違いを覚えられません
「全利用者の問題か、自分だけの問題か」で分けてください。