Codex thread workflow

Codex作業で新しいチャットを使うタイミング

同じチャットで続ける作業、新しいチャットへ分ける作業、新しいCodex作業スレッドにする作業を整理します。

チャットや作業スレッドを分ける目的は、作業を速く見せることではなく、対象サイト、対象ファイル、目的、停止条件を混ぜないことです。分けた場合は、現在地メモと報告書で前提を引き継ぎます。

分けた後に「どこまで話したか」を見失わない

チャットを分ける判断ができても、分けた後に前の経緯を辿れなくなると、結局ひとつの長いチャットに戻ってしまいます。合流のさせ方を決めておくと、分ける判断を続けられます。

実用的なのは作業単位で名前を揃えることです。「サイトA-トップ改修」「サイトA-トップ改修-検証」のように接頭辞を共通にしておくと、後から一覧で並んで見えます。日付だけの名前は、数が増えた時に中身が分からなくなるので避けます。

もうひとつは終わったチャットの最後に結論を1つ書かせることです。「このチャットでやったことと、次に持ち越す前提を5行で」と頼んで残しておけば、次のチャットの冒頭にそれを貼るだけで前提が復元できます。全文をコピーする必要はありません。

1つの依頼が大きすぎるサイン

チャットを分けるべきかの判断は、話題の数だけでなく依頼の粒度でも決まります。次のどれかに当てはまったら、そのチャット内でさらに依頼を割ったほうが安全です。

依頼を割ると回数は増えますが、やり直しが減るため結果的に速くなります。

このページで分かること

同じチャットで続ける判断

同じページ、同じ報告書、同じ確認なら続けやすいです。

新しいチャットに分ける判断

別サイト、別テーマ、長くなりすぎた相談は分けます。

Codex作業スレッドの分け方

実装対象、ファイル群、危険度が違う作業は分離します。

前提引き継ぎ

対象サイト、目的、触るもの、触らないものをまとめます。

報告書の使い方

変更ファイル、停止条件、未確認事項で合流します。

複数サイト運用の注意

サイトごとの作業と3サイト横断作業を分けます。

Codex作業ではチャットを分ける判断が大切

Codex作業は、対象サイト、対象ファイル、目的が混ざると危険です。ChatGPTで相談するスレッドと、Codexに実装させる作業スレッドを分けることもあります。同じサイトでも、ニュースcron、ヘッダーUI、SEO補強、GitHub差分確認のように性質が違う作業は、分けた方が確認しやすくなります。

ただし、分けすぎると前提が失われます。新しいチャットやスレッドへ移る時は、現在地メモ、直近の報告書、停止条件を渡してから始めるのが安全です。

同じチャットで続けた方がよい作業

  • 同じページの軽微修正
  • 同じCodex報告書への追加質問
  • 同じ作業の公開確認
  • 直前の修正をロールバックする相談
  • 同じサイトの同じカテゴリ作業
  • 確認結果を受けて文言だけを微調整する作業

同じチャットで続ける利点は、直前の判断や変更理由が残ることです。特に「さっきの変更を戻す」「さっきの報告書の未確認事項だけ見る」場合は、同じ流れの中で扱う方が安全です。

新しいチャットに分けた方がよい作業

  • 別サイトの作業へ移る
  • 話題がSEOからデザインへ変わる
  • 長くなりすぎて重い
  • 別のCodex作業指示を作る
  • Search Console反応から別テーマの作業へ移る
  • 人に見せる用の整理を作る

新しいチャットでは、前提を短くまとめてから始めます。古い会話をそのまま全部貼るより、対象サイト、目的、完了済み、未確認、触ってはいけないものを整理して渡す方が事故を減らせます。

新しいCodex作業スレッドにした方がよい作業

  • 別サイトの実装
  • 別ファイル群を触る作業
  • DBやcronなど危険作業
  • ニュース取得とデザイン修正のように性質が違う作業
  • 長時間処理と軽作業を並行する場合
  • GitHub PR確認だけ別で行う場合

実装スレッドは、作業範囲が混ざるほど戻しにくくなります。危険作業は特に、調査、手動確認、実装、公開確認を分けると報告書も読みやすくなります。

作業が混ざると危ない理由

混ざるもの起きやすい問題防ぎ方
別サイトの作業違うサイトのファイルを触るサイトごとにチャットや作業スレッドを分ける
SEOとデザインSEOタグやH1まで変わる本文/CSSだけ、SEOタグ維持を明記する
cronやDB作業本番影響が大きくなる調査で止める条件を先に書く
複数報告書どの変更の結果か分からない作業名と変更ファイルで整理する
Search ConsoleやAdSense判断と実装が混ざる人間判断とCodex作業を分ける

前提を引き継ぐ方法

新しいチャットやスレッドへ移る時は、現在地メモを作ります。長い履歴を全部渡すより、作業判断に必要な情報だけを短く整理します。

  • 対象サイト
  • 今回の目的
  • 触ってよいファイル
  • 触ってはいけないファイル
  • 直近の完了作業
  • 未確認事項
  • 停止条件
  • 次にやること

報告書で合流する方法

Codex報告書は、作業スレッドを分けた後に合流するためのメモとして使えます。変更ファイル、触っていないファイル、確認結果、停止条件、未確認事項、次作業を見れば、次のチャットでも判断しやすくなります。

複数サイトを同時に進める時の注意

gptguide.jp、chatgptguide.jp、codexguide.jp のように役割が違うサイトを同時に進める場合は、サイトごとに作業スレッドを分けるのが基本です。3サイト共通の導線整理のような横断作業だけ、横断オーダーとして扱います。

  • サイトごとに作業スレッドを分ける
  • 共通ヘッダーやフッターは横断作業として扱う
  • cron、AdSense、Search Consoleは特に混ぜない
  • 報告書でサイト別の変更内容を分ける
  • 次作業はサイトごとに優先順位を出す

新しいチャットに移る時のテンプレート

次のチャットへの引き継ぎ

対象サイト:
今回の目的:
直近で完了したこと:
現在の状態:
触ってよいもの:
触ってはいけないもの:
未確認事項:
停止条件:
次にやること:
参照すべき報告書:
公開確認URL:
注意点:

チャットが長くなった時に出る劣化のサイン

「そろそろ分けるべきか」は、時間や回数ではなく挙動のサインで判断するのが確実です。長く続けたチャットでは、実際に次のような変化が出ます。どれか1つでも出たら、そのチャットは畳んで新しく始める合図です。

  • 最初に決めた前提を忘れる。序盤に伝えた「触らないファイル」「禁止事項」が、後半の作業で守られなくなる。
  • 別の作業の内容が混ざる。前に扱ったサイトのURLやファイル名が、今の作業の出力に紛れ込む。
  • 一度却下した案をもう一度出してくる。「それはさっき駄目だと言った」が増えたら、やり取りの前半が効いていません。
  • 返答が遅く・雑になる。長い履歴を抱えたまま進めると、細部の精度から先に落ちます。

重要なのは、サインが出てから頼んだ作業は信用度を下げて扱うことです。「あと1件だけ」と続けた最後の1件が、いちばん事故を起こします。切りのよさより挙動を優先してください。

続けるか分けるか、迷う境界の判断

明らかに別作業なら迷いません。迷うのは次のような境界です。判断ごと決めておくと、その場で悩まなくなります。

境界ケース判断理由
同じページの「修正」から「追記」へ移る続ける対象が同じなら文脈の価値が勝つ
同じサイトの別ページへ移るどちらでも。ただし禁止事項を再掲対象が変わると序盤の前提が薄れるため、続けるなら前提だけ打ち直す
調査だけのつもりが修正まで進みそう分ける調査の雑多なやり取りを抱えたまま修正に入ると、混入が起きやすい
失敗して原因を探し始める分ける失敗までの試行錯誤が履歴に残っていると、同じ間違いを引きずる。状況を整理し直して新しく始めるほうが早い
別サイトの作業へ移る必ず分けるサイトをまたぐ混入は実害が最も大きい(別サイトのURL・文言の紛れ込み)

目安を1つに絞るなら、「失敗の後」と「サイトをまたぐ時」は必ず分ける。この2つを守るだけで、チャット由来の事故の大半は消えます。

よくある質問

同じチャットを長く使い続けても大丈夫ですか?
同じ作業なら問題ありません。ただし、別サイトや別テーマに移る時は、前提をまとめて新しいチャットへ分ける方が安全です。
新しいチャットにすると前提が消えませんか?
消えます。だからこそ、対象サイト、目的、完了済み、未確認、停止条件を引き継ぎメモとして渡します。
Codex作業スレッドは何で分ければいいですか?
対象サイト、対象ファイル群、作業種類、危険度で分けます。DB、cron、GitHub設定のような危険作業は特に分けます。
複数サイトの共通作業はどうしますか?
3サイト導線整理のような共通作業は横断オーダーで扱えます。ただし報告書ではサイト別に変更内容を分けます。
報告書はどこで使いますか?
新しいチャットへ移る時、前の作業の変更ファイル、未確認事項、停止条件、次作業を引き継ぐ材料として使います。

次に読むページ

ChatGPTの呼び方や使い方を確認したい時

このページではCodex実務での使い分けを扱います。ChatGPTの呼び方、GPTとの違い、友だち感覚で使う時の注意は、姉妹サイト側の解説で確認できます。