このページで分かること
Codex作業を別スレッドへ引き継ぐ時に、現在地、完了済み、未解決、触ってはいけないもの、次作業、報告書要約を渡す方法です。
使う場面
スレッドが長くなった時、別スレッドで続きを安全に進めたい時に使います。
管理の考え方
スレッド(セッション)の引き継ぎメモは、「新しく来た人が、これだけ読めば作業を続けられる」状態を目指して書きます。実際、次のセッションのAIは過去の会話を覚えていない「新しく来た人」そのものです。前提の共有度をゼロと考えて書くのがコツです。
| 原則 | 具体的には | 守らないと起きること |
|---|---|---|
| 現在地を短く書く | 「いま〇〇の作業の△△まで進んだ状態」と1〜2行で | 次のセッションが状況把握のための調査からやり直しになる |
| 完了済みを列挙する | 検証まで済んだ作業を箇条書きで確定させる | 済んだ作業をもう一度やり直して差分を壊す |
| 未解決を分ける | 「やりかけ」「保留(理由つき)」「未着手」を区別する | やりかけの変更が中途半端なまま忘れられる |
| 触ってはいけないものを明記する | SEOタグ、ads.txt、設定ファイルなど禁止対象を毎回書く | 新セッションが禁止事項を知らずに重要ファイルを変更する |
| 次作業を1つに絞る | 「次はこれだけ」と単一の作業を指定する | 新セッションが優先順位を推測で決めて、意図とずれる |
引き継ぎメモは長いほど良いわけではありません。長すぎるメモは読み飛ばされます。「現在地1〜2行+完了リスト+禁止事項+次の1手」で収まる分量が、実際に機能する引き継ぎです。
よくある失敗
- 前提を渡さず続きを頼む
- 未確認事項を隠す
- 禁止事項を引き継がない
- 古い作業を再実行する
引き継ぎメモの実例
新しいスレッドの最初に貼る引き継ぎメモは、長い経緯説明より「今の状態」を短く伝える方が機能します。実際に使える形の例です。
【引き継ぎ】サイトの薄いページ増量作業の続き
完了済み:A・B・Cの3ページ(本番反映・表示確認済み)
作業中だったもの:なし(前回はキリよく終了)
未解決:Dページは方針未定のため保留中
禁止事項:robots.txt・ads.txtは触らない
次にやること:Eページから同じ手順で増量
手順書:前回と同じ(対象を読む→1セクション追加→本番反映→表示確認)ポイントは「完了済み」に確認済みかどうかまで書くことです。「Aは完了」とだけ書くと、新しいスレッドは完了の意味(作っただけか、反映確認までか)を推測することになります。また、経緯や理由は聞かれたら答えれば十分で、メモに全部盛り込むと、かえって重要な禁止事項が埋もれます。
Codexに頼む時の指示例
このCodex作業を別スレッドへ引き継ぐため、現在地、完了済み、未解決、触ってはいけないもの、次作業、報告書要約、確認済みURLをまとめてください。確認チェックリスト
- 現在地がある
- 完了済みがある
- 未解決がある
- 禁止事項がある
- 次作業が1つに絞られている
停止条件
- 現在地が分からない
- 未確認事項が多すぎる
- 触ってはいけないものが不明


