まず一言でいうと
changelogは、Codexで何が変わったかを確認する更新履歴です。
このページで整理すること
changelogは「すぐ設定を変えるための命令」ではありません。更新内容を見たら、対象がCLIなのかappなのかwebなのか、安定機能なのか試験的な機能なのか、自分の作業に関係するのかを分けます。
Codexはコード作業やサイト修正の実務で使いやすい一方、最新情報、料金、対象プラン、障害情報はページ公開後に変わることがあります。このページでは「今の答えを断定する」のではなく、「どこを、どの順番で、何に注意して見るか」を整理します。
どこを見るか
| 確認先 | 見ること | 注意点 |
|---|---|---|
| 更新日 | いつの変更かを見る | 古い変更を最新仕様として扱わない |
| 対象範囲 | CLI / app / web / GitHub連携などを分ける | 別環境の情報を混ぜない |
| 変更内容 | 追加、修正、廃止、注意点を見る | 見出しだけで判断しない |
| 自分の作業 | 今の作業に影響があるかを見る | 関係ない更新で設定を変えない |
| 公式確認 | docsやHelp Centerも合わせる | SNS要約だけで判断しない |
何を確認するか
- 1. changelogの日付を見る
- 2. 対象機能を確認する
- 3. 自分の使い方に関係するか分ける
- 4. docsやHelp Centerで補足を見る
- 5. 必要なら小さい範囲で確認する
- 6. 本番設定変更は急がず人間が判断する
読み方の例:2026年9月下旬の更新
公式の変更履歴(2026年9月29日に確認)から、9月25日〜28日の更新を、上の「何を確認するか」の順番で読むと次のようになります。変更の本文は英語なので、使い方に関係する点だけを短くまとめています。
| 日付・対象 | 主な変更 | 関係する人 | すること |
|---|---|---|---|
| 9月25日 Codex CLI 0.157.0 | GPT-6 Sol・Luna が加わり(Amazon Bedrock 経由も)、古いモデルを使っている時に移行を促す案内が出るようになった | CLI でモデルを決めて使っている人 | GPT-5.5 は10月14日に提供を終了した。設定ファイルの model を見直す(モデル選択) |
| 9月25日 Codex CLI 0.157.0 | 別のアプリで開いている会話を f キーで分岐(fork)できるようになった。下書きと、送信待ちの指示も引き継ぐ。全画面の会話表示が既定になった | デスクトップアプリと CLI を行き来する人 | 分岐と新しいチャットの使い分けを決めておく(新しいチャットを使うタイミング) |
| 9月25日 Codex CLI 0.157.0 | 対応する対話セッションで、バックグラウンドのサーバーが自動で起動するようになった。設定が合わない時は、立て直しの選択肢が出る | CLI を対話で使う人 | 起動時に見慣れない選択肢が出ても、慌てて設定を消さない |
| 9月25日 macOS のデスクトップアプリ 26.924 | macOS の脆弱性(CVE-2026-100754)を 26.924.20706 で修正 | Mac でデスクトップアプリを使う人 | アプリの版を確かめて更新する |
| 9月26日 Codex CLI 0.157.1 | 目立つ変更の記載なし | — | 特になし |
| 9月28日 Codex CLI 0.158.0 | Windows のサンドボックスの失敗(通常の Windows 10 のパス、保存した資格情報の拒否、大きな権限の設定)を修正 | Windows で CLI を使う人 | サンドボックスで失敗していたなら、先に更新してから切り分ける(Windows で使う時) |
| 9月28日 Codex CLI 0.158.0 | 承認の確認の途中で新しい入力があっても、待っている操作が自動で取り消されず、確認がやり直されるようになった | 承認を待っている間に質問をする人 | 進み具合を聞いても、待っている操作は消えない(承認の方法) |
| 9月28日 Codex CLI 0.158.0 | 全画面表示でのコピーと右クリック貼り付けの設定、事前に登録した OAuth クライアントシークレットが要る MCP サーバーへの接続(codex mcp add --oauth-client-secret)、画像の生成・編集での透過背景の指定 | その機能を使う人だけ | 必要になった時に試す |
読み方のこつは、「自分が使っている入口の変更か」と「期限のある変更か」を先に分けることです。この期間なら、期限があるのは GPT-5.5 の提供終了だけで、ほかは困った時に思い出せば足ります。
CLI の版は codex --version で確かめます。更新は、自分で更新できる版なら codex update、npm で入れた場合は変更履歴に載っている npm install -g @openai/codex@0.158.0 のような形で入れ直します。デスクトップアプリに入っている Codex と CLI は版が違うことがあり、機能が片方に先に届くこともあると公式は案内しています。
古い情報に注意すること
更新系の記事では、公開日、更新日、対象プラン、対象環境、安定機能か実験的機能かを分けて見ます。古い記事やSNSの短い投稿だけを根拠にして、料金、設定、導入判断、本番運用を決めないようにしてください。
| 確認項目 | 見ること |
|---|---|
| 公開日 | 古い記事ではないか |
| 更新日 | 最近更新されているか |
| 公式情報か | OpenAI公式docs、Help Center、statusなどか |
| 対象プラン | 自分の契約や組織設定に関係するか |
| 対象環境 | CLI、app、web、IDEのどれか |
| 実験的機能か | すぐ本番設定に反映してよい内容か |
変更履歴を追う頻度
更新情報は毎日確認する必要はありません。頻度を決めておくと、負担なく続けられます。
| タイミング | 見るもの | 理由 |
|---|---|---|
| 不具合が出た時 | 直近の変更 | 仕様変更が原因のことがある |
| 月に一度 | 廃止・終了の告知 | 期限があるため、見逃すと動かなくなる |
| 作業を始める前 | 使う機能に関する変更 | 手順が変わっていることがある |
| 新機能を使いたくなった時 | その機能の情報 | 必要になってから調べれば足りる |
この頻度で十分な理由は、新機能は知らなくても困らないのに対し、廃止は期限があるからです。全部を追うより、期限のあるものだけ定期的に確認する方が実用的です。
変更が原因かを切り分ける
今まで動いていたものが動かなくなった時、仕様変更を疑う前に確認する順番があります。
- 自分が何か変えていないか:まずこちらを疑います。心当たりがなくても、直近の作業を確認してください。
- 一時的な不調ではないか:時間を置いて試すと解消していることがあります。
- 他の人にも起きているか:自分だけなら環境の問題、全体なら仕様変更や障害の可能性があります。
- 変更履歴に該当する記述があるか:ここまで来てから確認します。
順番が重要なのは、仕様変更のせいだと決めつけると、実際には自分の変更が原因だった場合に見逃すからです。変更履歴を見る前に、自分の作業を振り返ってください。
やってはいけないこと
- 公式本文を長文転載したり、公式ニュースの代替のように見せたりしない。
- 料金、プラン、対象機能、利用制限を固定情報として断定しない。
- SNSや個人ブログの情報だけで設定変更、本番反映、導入判断をしない。
- APIキー、認証情報、トークン、秘密鍵、ログの生情報を貼らない。
- 機能追加を見ただけで、DB、cron、.htaccess、AdSense、Search Console確認タグ、robots.txt、ads.txtを変更しない。
公式情報を見る時の入口
以下は確認先の例です。このページでは公式本文の全文転載や料金条件の断定は行いません。最新の条件、対象プラン、制限は必ず公式ページ側で確認してください。
FAQ
CLI とデスクトップアプリで、使える機能が違うことはありますか?
あります。デスクトップアプリに入っている Codex と CLI は版が違うことがあり、新しい機能が片方に先に届くことがあります。CLI の版は codex --version で確かめます。
このページだけ見れば最新情報は分かりますか?
いいえ。このページは確認順のガイドです。最新の機能、料金、制限、提供状況は公式docs、Help Center、changelog、statusなどで確認してください。
OpenAI newsとchangelogは同じですか?
役割が違います。newsは発表や話題の入口、changelogは変更履歴の確認先として見ると整理しやすいです。
料金やプランはここに書いてある内容で判断してよいですか?
判断しないでください。料金、クレジット、対象プラン、利用制限は変わる可能性があるため、必ず公式情報で確認します。
Codexが動かない時は何を見ますか?
OpenAI status、Codex doctor、自分のネットワークや認証状態を分けて確認します。ログや認証情報はそのまま公開しないでください。


