サイト制作は3つの作業に分かれる
「ホームページを作る」と一言でいっても、中身は別の作業です。分けると、どこで何を使うかが決まります。
- 決める — 何のページを、誰向けに、いくつ作るか
- 作る — HTMLとCSSを書き、ページを増やす
- 確かめる — 表示崩れ、リンク切れ、公開してよい内容か
1は会話型、2はファイルを扱える道具、3は人間が中心です。全体の地図は比較ハブにあります。
作る工程で任せられる範囲
実際に手数が減るのは次のような作業です。
- 既にあるページと同じ形で、新しいページを増やす
- 複数ページに同じ修正を入れる(リンクの追加、表記の統一)
- スマホでの表示崩れを直す
- 公開前に、リンク切れや不足しているタグを探す
共通しているのは「形が決まっている作業」です。形そのものを決める部分は人間側に残ります。
任せてはいけない判断
次はページの中身に関わる判断で、AIには前提がありません。
- どのページを作るか、作らないか
- そのページに何を書くか
- 公開してよい情報かどうか
- 他のページと内容が重なっていないか
とくに最後は見落とされがちです。似た形のページを機械的に増やすと、どのページも評価されにくくなります。
作る前に決めておくこと
ページを増やし始めてから迷うと、作り直しになります。着手前に次の4つを決めてください。
| 決めること | 決めないとどうなるか |
|---|---|
| 誰向けのサイトか | ページごとに文体と説明の水準がばらつく |
| どのページを作るか | 似たページが増え、どれも読まれない |
| 共通部分の形 | 後から全ページを直すことになる |
| 公開してよい情報の範囲 | 公開後に消す作業が発生する |
とくに3番目は影響が大きい部分です。ヘッダー、フッター、リンクの形を先に決めておけば、ページが増えても一括で直せます。
公開前に必ず確認すること
- 本番で実際に開けるか(作っただけで置き忘れることがあります)
- スマホでの表示崩れ
- リンク切れ
- 文字化け
- 公開してよい情報だけになっているか
- sitemapに入っているか
1番は見落としやすい部分です。手元にファイルがあることと、本番で開けることは別の話です。
やらないほうがよいこと
- 同じ内容のページを形だけ変えて増やす
- 効果が確認できていない変更を全ページに一斉適用する
- バックアップを公開フォルダの中に作る
- 認証情報や設定ファイルの中身をAIに渡す
実践ログから分かったこと
サイト制作で実際に起きた失敗を1つ挙げます。sitemapとファイルの整合を自動で直す仕組みを作ったのですが、その仕組みは手元のファイルとsitemapしか照合しておらず、本番にファイルがあるかを確認していませんでした。結果として、sitemapに載っているのに開けないURLが生まれました。
もう1つは、既存ページと同じ形で新しいページを増やした結果、共通部分が大半を占めるページが並んでしまったことです。形をそろえるのと、中身を使い回すのは別だと分かるまで時間がかかりました。
FAQ
ホームページを丸ごと作らせてよいですか?
形を作る部分は任せられますが、何のページを作るかは自分で決めてください。
公開前に何を見ますか?
本番で実際に開けるか、スマホで崩れていないか、リンク切れがないかの3つを優先してください。
既存ページと同じ形で増やしてもよいですか?
形をそろえるのは問題ありませんが、中身まで似ると評価されにくくなります。
デザインの相談もできますか?
案を出す用途には使えます。ただし実際の表示は必ず自分で確認してください。


