編集できない前提で準備する
ライブ配信が通常の動画と違うのは、やり直しがきかないことです。話す内容を作り込むより、事故を減らす準備に時間を使うほうが結果的にうまくいきます。
告知で決めておくこと
配信は始まってからでは告知できません。次を事前に決めてください。
- いつ始まるか — 日時。時間帯を書くだけでは予定に入りません
- 何を話すか — 3項目程度。当日の流れにもなります
- 見る人がどうすればよいか — 通知の設定、質問の出し方
- アーカイブを残すか — 残さない場合は明記します
最後の項目は書かれていないことが多いのですが、見る側にとっては「今見る必要があるか」の判断材料になります。
配信前の環境準備
配信中に起きると止められない問題を先に潰します。
| 確認 | 起きること |
|---|---|
| 通知を切る | 画面にメッセージが表示される |
| 不要なタブを閉じる | タブ名が読まれる |
| 音量と入力の確認 | 無音のまま進行する |
| 電源とネットワーク | 途中で切れる |
| 背景の確認 | 書類や宛名が写る |
告知ページを別に用意するか
配信の告知は、動画の概要欄だけでは足りないことがあります。判断の目安は次の通りです。
| 状況 | 告知の置き場所 |
|---|---|
| 単発で、既存の視聴者向け | 概要欄と通知で足りる |
| 定期的に行う | 告知ページを1枚用意する |
| 初めての人にも来てほしい | 告知ページ。検索から入れる |
告知ページを作る場合、終わった後の扱いを先に決めてください。「予定」のまま残すと、見た人が混乱します。日時を過去形にするか、アーカイブへの案内に差し替えます。
終了後も検索から来る人はいるので、ページ自体を消す必要はありません。むしろ「この回は終了しました。次回は◯月◯日です」と書き換えると、そのまま次の告知として働きます。消すか残すかではなく、書き換える前提で作ってください。
進行の準備
台本を作り込むより、次の3つを紙1枚にまとめるほうが実用的です。
- 話す項目の順番(3〜5個)
- 各項目でどこまで話したら次に行くかの目安
- 詰まった時に戻る場所
3番目があると、話が逸れた時に立て直せます。台本を全文用意しても、配信中は読み返す余裕がありません。
配信後にやること
- アーカイブを残す場合、公開範囲を確認する
- 映り込みがなかったか、自分で見返す
- 出た質問を、次の動画やページの題材にする
- 告知ページの日時を過去のままにしない
最後の項目は忘れやすい部分です。終わった配信の告知が「予定」のまま残っていると、見た人が混乱します。
実践ログから分かったこと
配信の準備で効いたのは、台本を作り込むことではなく、話す項目を3つに絞って紙1枚にしたことでした。全文の台本を用意しても、配信中に読み返す余裕はありません。
もう1つ、終わった配信の告知ページを「予定」のまま放置していたことがあります。終了後に文言を変えるところまでを準備に含めるようにしました。
FAQ
台本は必要ですか?
全文は不要です。話す項目の順番と、詰まった時に戻る場所を紙1枚にまとめるほうが実用的です。
アーカイブは残すべきですか?
どちらでも構いませんが、告知の時点で明記してください。見る側の判断材料になります。
配信中に事故が起きたら?
通知や映り込みは止められません。配信前に通知を切り、不要なタブを閉じてください。
告知はいつ出しますか?
予定に入れてもらう必要があるため、日時が決まった時点で出してください。時間帯だけの告知では予定に入りません。
