読み方の1ポイント
目的、対象、確認項目を分けて読む
このページでは、Codex作業を安全に進めるための考え方を整理します。実行前に、対象、触らないもの、確認項目を分けて見ると迷いにくくなります。
このページも、全部を一度に覚えないとダメ?
必要なところから読めば大丈夫です。作業前に対象と停止条件、作業後に確認項目を見ると安全です。
Project best practice
Codexプロジェクトの
うまい使い方
Codex作業を続けるほど、オーダー、報告書、作業ルール、次回候補が増えていきます。プロジェクトを作業部屋として使うと、同じ前提を毎回探さずに整理できます。
このページは非公式の実践ガイドです。プロジェクトやスレッドの仕様は変わる可能性があります。Codex作業後は人間が確認し、重要な判断も人間が行ってください。
Codexプロジェクトとは何か
Codexプロジェクトは、Codexを使った作業の前提をまとめる作業部屋のようなものです。サイト制作、GitHub運用、公開前チェック、実践ログ作成のように、何度も続く作業で力を発揮します。
プロジェクトの中では、関連するスレッドやメモを管理します。毎回同じ説明をしなくてもよいように、作業方針、注意点、触ってよい範囲、触らない範囲を整理しておくのが基本です。ただし、プロジェクトだけで安全になるわけではありません。作業ごとの確認と人間の判断が必要です。
| たとえ | 意味 |
|---|---|
| プロジェクト | 作業部屋 |
| スレッド | その中の作業ノート |
| Codexオーダー | 作業指示書 |
| Codex報告書 | 作業報告書 |
| 接続ブロック | 作業前に読む現在地メモ |
Codex作業でプロジェクトを使うメリット
サイトごとの目的、作業ルール、触らない範囲を保ちやすくなります。
よく使うCodexオーダーや報告書テンプレートを次回も使いやすくなります。
変更ファイル、未確認事項、次回候補をプロジェクト内で追いやすくなります。
Search ConsoleやAdSenseのように、反応待ちが必要な作業を保留しやすくなります。
複数サイトを扱う場合も、プロジェクトを分けることで混線を防ぎやすくなります。実践ログ化候補も残しやすくなるため、作業がその場限りで終わりにくくなります。
プロジェクトに入れるとよいもの
Codexプロジェクトには、次回以降も使う前提と、作業後に見返す情報を入れます。細かすぎるログを全部入れるより、次に判断しやすい形で整理するのがコツです。
| 入れるもの | 使い方 |
|---|---|
| サイトの目的・作業対象の概要 | どの方向でページや機能を扱うかを揃える |
| 接続ブロック・現在地メモ | 次のスレッドへ前提を渡す |
| Codex作業ルール | 触ってよいファイル、触ってはいけないファイル、停止条件をまとめる |
| よく使うCodexオーダー | 公開前チェック、内部リンク確認、報告書形式などをテンプレート化する |
| 報告書テンプレート | 変更ファイル、未確認事項、次回候補を漏れにくくする |
| 公開前チェックリスト | HTTP 200、SEOタグ、リンク、スマホ表示を確認する |
| Search Console確認メモ | 反応後に判断する作業と、今は保留する作業を分ける |
| AdSense審査中の注意 | 審査結果を保証せず、確認すべき点だけを整理する |
| GitHub運用ルール | ブランチ、PR確認、Secrets注意、レビュー方針をまとめる |
| ロールバック方針・実践ログ化候補 | 戻し方と記事化できる作業パターンを残す |
| 次回候補・保留事項 | すぐ実装しない作業を優先度つきで整理する |
プロジェクトに入れてはいけないもの
CodexやChatGPTに作業を頼む時も、外に出せない情報は伏せて、必要な範囲だけを伝えるようにしてください。
| 入れないもの | 理由 |
|---|---|
| APIキー、パスワード、SSH鍵 | 第三者に見られると悪用されるおそれがある |
| FTP情報、DB接続情報、メール認証まわりの情報 | サイトやメールの管理権限に関わる |
| GitHub Token、.env の中身、config.php の中身 | リポジトリや本番環境の重要な情報を含むことがある |
| 個人情報、顧客情報、機密情報 | 公開用記事や作業メモへ転用できない |
| 公開してはいけないサーバーパス、DB dump、ログファイル | 環境情報や利用者情報が含まれる可能性がある |
| 本番環境の重要情報 | 作業説明では伏せ、必要最小限の一般化した情報だけ使う |
Codexオーダーをプロジェクトで整理する方法
Codexオーダーは、作業ごとに分けます。1オーダー1目的にして、対象ページ、触ってよいファイル、触ってはいけないファイル、停止条件、報告書形式を明記します。同じサイト内で複数作業を重ねないことも大切です。
| 悪い例 | 良い例 |
|---|---|
| サイト全体をいい感じに直して | トップページから初心者向けページへの導線だけ確認してください。不足している場合のみ1箇所追加してください。title、canonical、robots、H1、sitemap.xml、robots.txt、ads.txtは変更しないでください。 |
| まとめて全部チェックして | まず対象3ページだけ確認してください。修正はせず、HTTP 200、SEOタグ維持、リンク先、スマホ表示、未確認事項を報告してください。 |
この作業では、対象ページだけを確認してください。 修正はまだ行わず、変更が必要そうな箇所、触ってはいけないファイル、停止条件、確認URLを報告してください。 作業後は、変更ファイル、触っていないファイル、HTTP確認、SEOタグ維持、未確認事項、次にやるべきことを分けて報告してください。
Codex報告書をプロジェクトで管理する方法
Codex報告書は、該当する作業スレッドに貼ります。報告書を読んで、完了扱いにするか、追加確認するか、人間が判断します。次にやるべきことが書かれていても、そのまま実行せず、作業範囲と優先度を見直してください。
- 変更ファイルは想定内か
- 触ってはいけないファイルを触っていないか
- HTTP 200確認があるか
- SEOタグ維持確認があるか
- 検索除外につながるタグが混入していないか
- sitemap変更有無が書かれているか
- 未確認事項が残っていないか
- 停止条件該当がないか
- 次の作業が妥当か
必要なら、総合管理スレッドには要約だけ戻します。細かい報告書全文を何度も貼るより、完了したこと、未確認のこと、次回候補だけを残す方が管理しやすくなります。
接続ブロックと現在地メモの使い方
接続ブロックは、次のスレッドや次の作業へ前提を渡すためのメモです。現在地メモは、作業の進み具合を短くまとめるものです。長すぎる正本や過去ログを毎回貼るのではなく、必要な前提だけをまとめます。
| 接続ブロックに入れる項目 | 書き方の目安 |
|---|---|
| サイト名 | 一般化した対象名で書く |
| 現在地 | 今どこまで進んでいるかを短く書く |
| 完了済み作業 | 公開確認済みか、保留かを分ける |
| 次にやる作業 | すぐ実行する候補だけ書く |
| 触ってはいけないもの | SEOタグ、sitemap、robots、共通ファイルなどを必要に応じて明記する |
| 停止条件 | 404、500、未作成URL、重要情報が関係する場合などを書く |
| 関連する正本やルール | テンプレート、報告書形式、公開前チェックを示す |
| 直近の注意点 | 作業を重ねない、反応待ちは保留にするなどを書く |
複数サイト・複数リポジトリを扱う時の分け方
基本は1サイト1プロジェクトです。GitHub中心で動く場合は、1リポジトリ1プロジェクトも分かりやすいです。総合管理プロジェクトは、優先順位や横断判断だけに使い、各サイトの報告書を混ぜないようにします。
| 単位 | 役割 |
|---|---|
| 総合管理プロジェクト | 全体方針と優先順位だけを扱う |
| サイトAプロジェクト | サイトAのCodex作業と報告を扱う |
| サイトBプロジェクト | サイトBのCodex作業と報告を扱う |
| GitHub運用プロジェクト | リポジトリ管理、PR確認、Secrets注意を扱う |
Codex画面も対象ごとに分けます。同じサイト内では同時作業を重ねすぎないでください。GitHubリポジトリ、FTP、Search Console、AdSenseなどの前提が混ざると、確認結果や次の判断がずれやすくなります。
プロジェクトを作りすぎないためのルール
細かい作業ごとにプロジェクトを作ると、どこに何を置いたか分かりにくくなります。1ページ修正や一時的な確認だけなら、プロジェクトではなくスレッドで十分です。
長く続く作業用。サイト、アプリ、リポジトリなどの単位で作ります。
1つの作業や会話用。公開前チェック、報告確認、軽微修正などを扱います。
次回候補や保留事項用。すぐ実装しない作業を分けておきます。
同じサイトの作業は同じプロジェクトにまとめ、似た名前のプロジェクトを増やさないようにします。完了した作業は現在地メモにまとめ、使わないプロジェクトを増やし続けないことも大切です。
Codexプロジェクトの悪い使い方・良い使い方
| 悪い使い方 | 良い使い方 |
|---|---|
| 複数サイトを1つのプロジェクトに混ぜる | 1サイト1プロジェクトで分ける |
| 重要な接続情報を置く | 外に出せない情報は置かない |
| Codex報告書を別作業に貼る | 報告書は該当スレッドに貼る |
| 思いつきをすぐCodexに投げる | 思いつきは次回候補にする |
| 全部の作業を1スレッドに詰め込む | 作業ごとにスレッドを分ける |
| プロジェクトを細かく作りすぎる | プロジェクトは長期作業だけに使う |
| 現在地メモを更新しない | 現在地メモを定期的に更新する |
Codexプロジェクト運用チェックリスト
- 1サイト1プロジェクトで分けている
- プロジェクト名で目的が分かる
- 接続ブロックがある
- 現在地メモがある
- Codex作業ルールがある
- 触ってはいけないファイルを書いている
- ログイン情報や外に出せない情報を置いていない
- Codex報告書を貼る場所が決まっている
- 思いつきは次回候補にしている
- Search Console反応後に判断するものを分けている
- スレッドを作りすぎていない
- 最終判断は人間が行う

