- このページで分かること
- 失敗しやすいパターン
- 止める条件の作り方
- 安全な指示文例
- やってはいけないこと
- 失敗防止チェックリスト
- 関連ページ
このページで分かること
Codex作業の失敗は、AIの能力不足だけでなく、依頼文の曖昧さや確認不足から起きることがあります。対象ファイルを間違える、共通パーツを広く触る、SEOタグを変える、存在しないURLへリンクする、といったパターンを先に知ると、停止条件を作りやすくなります。
失敗しやすいパターン
- 対象ファイルを間違える
- 共通パーツを広く触りすぎる
- SEOタグを意図せず変える
- 存在しないURLへリンクする
- sitemapに未作成URLを入れる
- robotsやcanonicalを勝手に変える
- .htaccessを触って壊す
- データベースやcronに関わる作業へ広げる
- 秘密情報を公開してしまう
- 修正範囲が大きすぎる
- 報告書が薄い
止める条件の作り方
停止条件は、Codexが判断できない時に勝手に進まないためのブレーキです。「対象ファイルが特定できない」「既存SEOタグ変更が必要」「設定ファイル変更が必要」「内部リンク先が未作成」など、作業を止める条件を依頼文に入れます。
安全な指示文例
対象ページの本文だけを修正してください。対象ファイルが特定できない、既存SEOタグ変更が必要、設定ファイル変更が必要、内部リンク先が未作成、共通部品へ影響しそうな場合は作業を止めて報告してください。やってはいけないこと
- 停止条件なしで依頼する
- 全部任せる
- 設定ファイルを気軽に変更する
- リンク先確認なしで内部リンクを増やす
- 報告書を読まずに次へ進む
- AIの確認だけで公開判断する
失敗防止チェックリスト
- 対象ファイルを確認した
- 変更範囲を限定した
- 禁止範囲を書いた
- SEOタグ維持を書いた
- 内部リンク先を確認した
- sitemap掲載を確認した
- 停止条件を書いた
- 報告書形式を指定した
点検の道具そのものが間違っていることがある
作業の失敗より見つけにくいのが、確認に使っている道具が嘘の数字を返している場合です。数字が出ている分、間違いだと気づけません。実際に踏んだものを挙げます。
- 取れなかったものを0として返す。本文を抜き出す処理が想定した囲みを見つけられず、「本文0字」と報告しました。実際には1万字あるページでした。取れなかったのか、本当に無いのかを区別して返さないと、健全なページを薄いと判定します
- 文書全体に条件を当ててしまう。「特定の語を含むページを除外する」処理を文書全体に対して書いたため、その語を解説しているだけのページまで除外されました。対象は本来メタ情報の一行だけでした
- 見出しだけを見て中身を判断する。複数ページの見出しが似ていたので「内容が重複している」と考えましたが、本文を文単位で測ると重なりは5%以下でした
共通しているのは、いずれもエラーを出さずに、それらしい数字を返したことです。だから検算するまで気づけません。直す判断の根拠にする数字は、少数の実例を手で確かめてから使ってください。1件でも突き合わせれば、この3つはすべて見つかります。
手元のファイルが本番より古いことがある
手元で直して上げる作業では、手元のほうが新しいという前提が崩れていることがあります。別の経路で本番だけが直されていると、上げた瞬間に元へ戻ります。
- 上げる前に、対象ファイルを本番から取って突き合わせる。1ファイルでも差があれば、そこで止めます
- 差の中身を見る。改行コードだけの差なのか、文章が違うのかで意味がまったく変わります
- 測ってから上げるまでに間が空いたら、上げる直前にもう一度測る。数分の間に状況が変わることがあります
実際に、手元にだけ古い表記が残っていて、本番はすでに直っていたということがありました。突き合わせをせずに上げていれば、直っているものを壊すところでした。「自分が最後に触ったのだから手元が新しいはず」は前提にできません。


