リリース / 0.147.0

Codex CLI 0.147.0の変更点

Codex CLI 0.147.0では、持ち運べるAgent Pluginsの導入、承認を自動で通す --approve-for-me フラグ、会話の整理機能が入りました。あわせて廃止されたフラグもあります。実際の作業に影響する順に整理します。

このページは非公式ガイドです。Codexの仕様、画面、料金、対象プラン、提供範囲は変わる可能性があります。重要な判断の前には、OpenAIの公式情報も確認してください。

Agent Pluginsが入った

持ち運べる形のAgent Pluginsを導入できるようになりました。探せる場所が4つに分かれています。

  • ローカル — 手元にあるもの
  • 個人 — 自分のアカウントに紐づくもの
  • ワークスペース — 所属する組織で共有しているもの
  • リモート — 外部のカタログ

4番目に注意してください。外部から持ってきたものは、何にアクセスするかを自分で確認してから入れてください。導入時には、そのプラグインが求めるアクセス権を個別に承認する手順があります。ここを流さないでください。

--approve-for-me をどう扱うか

承認を自動で通す --approve-for-me フラグが追加されました。毎回聞かれる確認を省けます。

ただし、これは「確認しなくてよい」という意味ではありません。使ってよい場面と、使わないほうがよい場面を分けてください。

場面判断
自分だけの検証用リポジトリ使ってよい
読み取りしかしない作業使ってよい
本番に反映されうる場所使わない
認証情報や未公開資料がある場所使わない
初めて触るプロジェクト使わない

なお、このフラグを付けてもプラグインが求めるアクセス権の承認は別の手順として残ります。すべてが自動で通るわけではありません。

会話の整理と読み込み

会話を、手で並べ替えられる区分にまとめて保持できるようになりました。長いやり取りは、全部を一度に読み込まず少しずつ表示されます。

作業が長期化した時に効く変更です。これまでは会話が伸びるほど開くのが重くなっていましたが、途中から見る場合の待ち時間が減ります。

あわせて、Cursorで管理しているスキルを取り込めるようになりました。取り込んだClaude・Cursorの会話に変更を反映する際、重複を作らない形になっています。

廃止されたフラグと置き換え

実行中の手順に影響する変更があります。

  • codex exec --full-auto は削除されました。代わりに --sandbox workspace-write を使ってください
  • Linux向けのbundle形式の配布が終了しました。通常のリリース用アーカイブを使ってください

1番目は、スクリプトやCIに書いてある場合に止まります。更新する前に、手元の手順書やタスク定義に --full-auto が残っていないか検索してください。

安全まわりの修正

表示と権限に関する修正が入っています。運用の前提が変わる部分があります。

  • 表示されるコマンドや会話履歴から、秘密情報とトークンが伏せられるようになりました
  • 見慣れないローカルプロジェクトを扱う時、明示的に信頼する操作が必要になりました
  • ポリシーの更新に失敗した場合、プラグインのネットワーク接続が遮断されるようになりました

2番目は、これまで通りに動かない場面が出る変更です。知らないリポジトリを開いた時に止まるのは、意図された動きです。回避策を探す前に、そのプロジェクトを信頼してよいか判断してください。

ただし、表示上で伏せられることと、渡らないことは別です。秘密情報を作業ディレクトリに置かない、という前提は変わりません。

その他の変更

環境によっては影響する変更です。

  • MCPの2026-07-28版プロトコルに任意で対応(ページ分けした探索、複数回のやり取り、サーバー起動を待たない動作)
  • Amazon Bedrock向けに、Web検索結果の再利用と、遠隔での会話圧縮が有効になりました
  • 日本語の文字、絵文字、リンクの表示崩れが修正されました
  • Windowsでの背景処理の中断とファイルパスの扱いが改善されました

日本語の表示崩れは、これまで作業ログを読み返す時に支障がありました。更新すると解消します。

FAQ

--approve-for-me を付ければ確認は不要になりますか?

いいえ。プラグインが求めるアクセス権の承認は別の手順として残ります。また、本番へ反映されうる場所や認証情報のある場所では使わないでください。

codex exec --full-auto が動かなくなりました

0.147.0で削除されました。--sandbox workspace-write に置き換えてください。スクリプトやCIの設定に残っていないか確認してください。

秘密情報が伏せられるようになったので、そのまま置いても大丈夫ですか?

いいえ。伏せられるのは表示上の話です。作業ディレクトリに認証情報や未公開資料を置かない、という前提は変わりません。

見慣れないプロジェクトで止まるようになりました

明示的に信頼する操作が必要になった仕様変更です。回避策を探す前に、そのプロジェクトを信頼してよいか判断してください。

関連ページ

この記事の情報について

公式のリリースノートをもとに、日本語で整理したものです。

出典: Release 0.147.0 · openai/codex(2026年8月8日確認)

このページは非公式のガイドです。仕様は変わる可能性があるため、判断の前に公式の最新情報を確認してください。