Tool selection

Codexを使うべき場面とは?

AI開発ツールは、得意な作業が少しずつ違います。Codexに向く作業、ChatGPTに向く作業、エディタ補助に向く作業、人間が決める作業を分けておくと安全です。

このページは非公式の実務ガイドです。各ツールの仕様、料金、対応範囲は変わる可能性があります。重要な判断は提供元の最新情報と人間の確認を組み合わせてください。
tool-selection.md
ask: small task
avoid: secrets/db
verify: human

このページで分かること

Codexを使うべき場面と、他ツールや人間判断に回すべき場面が分かります。

比較対象の概要

Codexに向く

対象と停止条件を明確にした、サイト制作・コード修正・確認作業です。

ChatGPTに向く

考え方、文章、指示文、報告書の読み解きです。

Copilot / Cursorに向く

エディタで人間が見ながら書くコード補助です。

人間が決める

公開、契約、法律、収益、認証情報、危険作業の判断です。

使い分け表

比較軸Codex他ツール実務での見方
小修正向いている相談や文案に向くエディタ補助にも向く
設計相談実装前提なら向く向いている補助的
本番影響慎重に扱う判断整理まで差分確認が必要
危険作業停止条件つき注意点整理まで直接触る前に確認

Codexに向く作業

  • 対象ページが決まっているHTML/CSS修正
  • 既存ページの軽い補強
  • 内部リンクや画像の確認
  • テンプレートに沿った作業後報告

他ツールに向く作業

  • ChatGPTは作業前の相談と指示文作成
  • GitHub Copilotはエディタ内のコード補助
  • Cursorは手元で見ながらの編集
  • 人間は公開判断、危険作業、優先順位判断

注意点

  • Codexに頼む前に、変更してよいものと触らないものを分けます。
  • 危険作業は作業前に停止条件を明記します。
  • AIの出力は提案であり、公開・反映は人間が確認します。

停止条件

  • 認証情報や秘密情報が必要になりそうな時
  • 本番環境、DB、cron、共通設定へ大きな影響が出そうな時
  • 変更範囲が広がり、1回の作業で確認しきれない時
  • SEOタグ、robots、sitemap、ads.txt、AdSenseコードの変更が必要になりそうな時
  • 人間が公開判断や契約・法律・収益判断をしなければならない時

迷いやすい具体例

「Codexに頼むか、自分でやるか」で迷いやすい作業を3つ挙げます。

  • タイトルタグの一括見直し:対象ページと変更後の文言が具体的に決まっているなら、Codexに一括で依頼できる。「良い感じに直して」のような曖昧な依頼は避ける
  • デザインの方向性を決める相談:色使いやレイアウトの好みを言語化する部分はChatGPTでの壁打ちが向いている。決まった方向性をコードに落とす部分はCodexに渡す
  • 本番環境の設定変更:DNSやcron、.htaccessなど影響範囲が広いものは、Codexに提案させても実行は人間が最終確認してから行う

1つに絞らず組み合わせる

ツール選びは「どれか1つを選ぶ」問題として考えられがちですが、実務では工程ごとに使い分ける方が自然です。

工程使うものやること
考える対話型のAI方針を相談しながら固める
指示にする対話型のAI決めた内容を、判定できる条件の形にまとめる
作る作業を任せるAI実際のファイルを変更する
書きながら直すエディタの補助機能自分で書く部分を補助してもらう
決める人間公開するかどうかを判断する

この分け方の利点は、それぞれの弱点が他でカバーされることです。対話型は実ファイルを変更しませんが方針を詰められ、作業型は実装できますが方針は決められません。両方を使えば、片方の弱点が問題になりません。

途中で切り替える判断

作業中に「このツールでは進まない」と感じたら、粘るより切り替える方が早いことがあります。

  • 同じ指示を3回言い直している:伝え方の問題ではなく、そのツールに向いていない作業の可能性があります。
  • 方針が固まらないまま実装が進んでいる:一度実装を止めて、相談に戻る方が確実です。
  • 説明する方が時間がかかっている:自分で手を動かした方が速い作業かもしれません。

迷った時の基準は「今、何が決まっていないか」です。方針が決まっていないなら相談へ、方針は決まっていて手が足りないなら実装へ、というように、足りないものに合わせて切り替えると迷いません。

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