Codex content strategy

中級者向けCodex発信ワークフロー

中級者は、単発記事からページ群へ進む段階です。Search Console反応を見て、既存受け皿、親ハブ、子ページ、内部リンク、実践ログ化までをまとめて扱います。

Codexを使えば必ず集客できる、SEOで必ず上位表示できる、SNSが必ず伸びる、という保証はありません。

認証情報、APIキー、顧客情報、社内情報は扱いません。SNS自動投稿やAPI連携もこのページ群では前提にしません。

この段階の課題は「単発で終わっている」こと

記事は増えたのに反応が伸びない場合、原因は本数ではなく、記事どうしがつながっていないことです。1本ずつ独立していると、検索で見つかっても次に読むページがなく、そこで終わります。

この段階でやるのは、新しく書くことより今あるものを組み直すことです。全体の考え方は発信戦略の親ページにあります。

Search Consoleで見る場所は2つだけ

数字を全部見ると迷います。この段階で意味があるのは次の2つです。

  • 表示はあるがクリックが無い語 — 検索結果には出ているのに選ばれていない。多くは題名と検索意図のずれです
  • 10〜20位あたりの語 — あと少しで1ページ目に入る位置。ここを厚くするのが一番動きます

逆に、表示が0の語は判断材料になりません。まだ見つけられていないだけで、内容の良し悪しとは別の問題です。

新規に作る前に既存を確認する

反応があった語を見つけると新しいページを作りたくなりますが、先にやることがあります。その語をすでに扱っているページが無いかを確認してください。

あるのに新しく作ると、2つのページが同じ語を取り合い、どちらも順位が上がりません。判断の目安は次の通りです。

状況やること
扱っているページが無い新規に作る
あるが、その語が一節だけその節を独立させ、元ページからリンクする
あって、内容も十分題名を検索語に合わせるだけ。本文は触らない
似たページが2つある役割を書き分ける。片方を消すのは最後の手段

ページ群に組み直す手順

  1. 軸になる語を1つ決める — 反応がある語の中から、話が広がるものを選びます
  2. 親ハブを用意する — その語の全体像を書き、下のページへ案内する役割です
  3. 子ページを分ける — 場面ごとに分けます。同じ話を分割するのではなく、扱う場面が違うものを分けてください
  4. 内部リンクを双方向にする — 親から子、子から親の両方。子どうしも関係があるものだけつなぎます
  5. sitemapに入れる — 作っただけでは見つけてもらえません
  6. 1か月後に見る — 順位が動くまで時間がかかります

子ページの分け方で失敗しないために

ここが一番失敗しやすい部分です。同じ内容を切り分けても、ページ群にはなりません。それぞれが独立して読めるかどうかで判断してください。

  • 良い分け方 — 「初めて使う時」「うまくいかない時」「複数人で使う時」のように、読む人の状況で分ける
  • 悪い分け方 — 「前編」「後編」「補足」のように、1本の記事を切っただけ

悪い分け方をすると、各ページの共通部分が増え、どれも似た内容になります。判断に迷ったら、そのページだけを読んだ人が困らないかを考えてください。

この段階でやらないこと

  • 反応が無い語のためにページを増やす — 判断材料がありません
  • 1つの語のために似たページを何本も作る — 取り合いになります
  • 共通の説明文を全ページにコピーする — 増えたように見えて評価が下がります
  • 顧客情報、社内情報、認証情報をAIに渡す

実践ログから分かったこと

codexguide.jp で実際に起きた例です。ある語で28表示・7.3位という数字が出ていたのにクリックが0でした。順位も題名も問題無く見えたので原因が分からず、検索結果に出ているURLを確認したところ、その語にふさわしいページではなく、別の似たページが出ていました。内部リンクの本数が21対1で偏っていたためです。

この経験から、順位と題名が正常に見える時でも「そのクエリで実際にどのURLが出ているか」を必ず見るようにしています。ページを増やす前に、今あるページのどれが評価されているかを確かめるほうが早く直ります。

FAQ

新しく作るか、既存を直すか迷います

その語を扱うページが既にあるなら、まず既存を直してください。無い場合だけ新規に作ります。

ページ群は何ページ必要ですか?

数は決まっていません。親1つと、独立して読める子が2〜3あれば形になります。埋めるために作ると薄くなります。

順位はどのくらいで動きますか?

早くて数週間、通常は1〜2か月かかります。1週間で判断しないでください。

似たページが既に2つある場合は?

まず役割を書き分けます。それでも重なるなら片方に寄せますが、消す前に表示回数を確認してください。