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前提を毎回渡す
サイト名、対象ページ、禁止事項、確認項目を毎回渡すと、作業のブレを減らせます。
まなぶちゃん前にも言った前提は覚えてる?
GPTガイドくん大事な前提は毎回書く方が安全です。短いテンプレートにしておきましょう。
GPTガイドくん
ChatGPTに任せる時も、作業名、現在地、触らないもの、停止条件を毎回添えると安全です。
まなぶちゃん
「前の続き」だけにせず、今回必要な前提をメモして渡します。
前提を渡す基本
このページで分かること
- GPTは作業前提を全部覚えているわけではない
- Codex作業では毎回前提を書く方が安全
- 目的、対象ページ、触らないもの、停止条件を書く
- 接続ブロックや現在地メモの使い方
- 報告書を判定する時の前提の渡し方
- 秘密情報は記憶させない・貼らない
GPTは作業前提を全部覚えているわけではない
ChatGPTには、メモリ、過去チャット参照、プロジェクト文脈などが使える場合があります。ただし、過去の内容をすべて完全に覚えているわけではありません。長い作業では、現在地や重要ルールが会話の中に埋もれることがあります。
別スレッドでは前提が抜けることもあります。Codex作業では、抜けた前提がそのまま実装ミスにつながることがあります。だから、重要条件は毎回書きます。
GPTに覚えていてほしいことほど、作業依頼のたびに短く明示します。記憶や文脈に期待するより、今回必要な前提を渡す方が安全です。
Codex作業では前提不足が事故につながる
Codexは実ファイルを確認したり修正したりできるため、前提不足の影響が大きくなります。対象ページ、触ってはいけないファイル、SEOタグ方針、停止条件が抜けると、想定外の変更や判断ミスにつながります。
似た名前のページや別サイトの前提で作業してしまう。
sitemap.xml、robots.txt、ads.txt、.htaccessなどを触る。
title、canonical、robots、H1を意図せず変える。
現在地が抜けて、完了扱いか保留かを間違える。
| 悪い依頼 | 良い依頼 |
|---|---|
| 前の続きで設置して | 前回、画像2枚は /assets/img/ に配置済みです。今回は対象ページに案内ブロックを追加してください。title、canonical、robots、H1、sitemap.xml、robots.txt、ads.txt は変更しないでください。 |
毎回渡すべき前提
| 渡す前提 | 書く理由 |
|---|---|
| 作業名 | 何の作業かを一目で分かるようにする |
| 目的 | 作業のゴールをズラさない |
| 対象サイト / URL / ファイル | 対象違いを避ける |
| 現在地 / 完了済み作業 | 前回からの続き方を明確にする |
| やること / やらないこと | 作業範囲を広げすぎない |
| 触ってよいもの / 触ってはいけないもの | 禁止対象の変更を避ける |
| 停止条件 | 危険な時に止める |
| 確認項目 / 報告書形式 | 完了判断に必要な情報を残す |
SEOタグを変えるか、sitemap.xmlを変えるか、robots.txtを変えるか、AdSenseコードやads.txtを触るか、GitHub権限やSecretsを触るかは、毎回はっきり書きます。
接続ブロックと現在地メモを使う
接続ブロックは、次のスレッドや次の作業へ前提を渡すための短いメモです。現在地メモは、今どこまで進んだかを短くまとめるものです。長い正本や過去ログを毎回貼るより、今回必要な前提だけをまとめる方が読みやすくなります。
どのサイト、どのページ、どのリポジトリか。
何が完了し、何が未確認か。
今回の作業目的だけを書く。
SEOタグ、sitemap、robots、ads、.htaccess、秘密情報など。
Codexオーダーを作る時の前提テンプレート
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Codex作業前提
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作業対象:
現在地:
直近完了:
今回やること:
触ってよいもの:
触ってはいけないもの:
変更しないSEOタグ:
変更しないファイル:
停止条件:
確認してほしいこと:
報告書形式:
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Codex報告書を判定する時の前提テンプレート
報告書をChatGPTへ戻す時も、報告書だけを貼るのではなく、作業前提と現在地を添えると判断しやすくなります。
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Codex報告書判定の前提
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今回の目的:
対象ページ:
変更してよかった範囲:
変更してはいけなかったもの:
直前の状態:
判定してほしいこと:
以下、Codex報告書:
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前提を省略して起きる失敗例
| 省略した前提 | 起きやすい失敗 |
|---|---|
| 対象ページ | 別ページや親ページを触る |
| 触らないファイル | sitemap.xmlやrobots.txtを変更する |
| SEOタグ方針 | title、canonical、robots、H1を変える |
| 停止条件 | HTTP 500や404が出ても進める |
| 現在地 | 完了済み作業をやり直す、未確認を完了扱いにする |
メモリやプロジェクトに頼りすぎない
メモリやプロジェクト文脈は便利ですが、Codex作業の重要条件を丸ごと任せる前提にはしません。作業対象、禁止事項、停止条件、報告書形式は、毎回の依頼文に短く入れます。
長期作業では、接続ブロックや現在地メモを使って、今回必要な前提だけを明示します。プロジェクトやスレッドの仕様は変わる可能性があるため、作業に必要な条件は依頼文側にも残す方が安全です。
秘密情報は覚えさせない・貼らない
前提を渡すことと、秘密情報を貼ることは別です。APIキー、パスワード、SSH鍵、DB接続情報、FTP情報、GitHub Token、Secrets、.env の中身、本番環境の秘密情報は、ChatGPTやCodexにそのまま貼らないでください。
必要な場合は「認証情報は環境変数に設定済み」「秘密情報は伏せています」のように、作業に必要な範囲だけ一般化して伝えます。
前提渡しチェックリスト
- 作業名を書いた
- 目的を書いた
- 対象サイト、対象URL、対象ファイルを書いた
- 現在地と直近完了を書いた
- 今回やることを書いた
- やらないことを書いた
- 触ってよいものを書いた
- 触ってはいけないものを書いた
- SEOタグ、sitemap、robots、ads、.htaccess の扱いを書いた
- 停止条件を書いた
- 確認項目と報告書形式を書いた
- 秘密情報や認証情報を貼っていない
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Codexへ渡した後の確認へ進む
オーダーを作った後は、報告書、公開前チェック、チェックリスト、戻し方まで確認すると作業を止めどころで区切りやすくなります。
近いテーマの読み分け
すぐ投げる、GPTで整理する、作業フローを見る、報告書を戻して判定する、という流れで使い分けます。

