Search Consoleの数字が合わない?と思った実例
サイト運用中に、Search Console上部のグラフに出ているクリック数と、クエリ一覧に表示されたクリック数を足した数が合わないことに気づくことがあります。さらに、ページ別ではクリックが出ているのに、クエリ一覧では少なく見えることもあります。
これはすぐ異常と決めるものではありません。Search Consoleでは、見ているタブや集計単位によって数字の意味が変わります。
クエリ一覧は「表示されている検索語だけ」の合計
クエリ一覧に出ているクリック数は、表に表示されている検索語ごとの数字です。細かいロングテールや、プライバシー保護のために匿名化されたクエリは、表に出ない場合があります。
GoogleのSearch Consoleヘルプでも、クエリ表示では匿名化されたまれな結果が表から省かれることがあると説明されています。そのため、クエリ行をすべて足しても、グラフ上の合計クリック数と一致しないことがあります。
全体のクリック数はグラフ上の合計で見る
期間全体でどれくらい検索流入があったかを見るなら、上部グラフの合計クリック数を見ます。クエリ一覧は、どんな検索語が見えているかを確認するための表であり、全クリックの完全な内訳として扱わない方が安全です。
ページ別もあわせて見ると、どのURLがクリックを集めているかが分かります。実務では、グラフ、ページ、クエリの役割を分けて見ます。
ページはクリックされているのに、検索語が見えないことがある
ページ別クリックが多いのに、クエリ一覧が少なく見えることがあります。理由としては、1回だけ検索されたロングテール、表記ゆれ、地名・イベント名・日付を含む当日検索、プライバシー保護で非表示になるクエリなどが考えられます。
たとえば、イベント系サイトでは「ブルーインパルス 今日 の予定」「防府航空祭 雨」「小松島 ブルーインパルス 時間」のように、細かい組み合わせで流入することがあります。ここでは実データを細かく晒さず、公開して問題ない範囲の例として扱います。
Search Consoleは3つに分けて見る
| 見る場所 | 役割 | 判断に使うこと |
|---|---|---|
| グラフ合計 | 全体のクリック数を見る | 伸びているか、落ちているか |
| ページ別 | URLごとのクリックを見る | どのページを補強するか |
| クエリ別 | 検索語を見る | 見出しやFAQの補強テーマを探す |
クエリが少なく見えても、ページ別でクリックが出ているURLは伸び始めている可能性があります。そのURLに出ている一部クエリをヒントに、FAQ、見出し、内部リンクを補強します。
今回の判断ポイント
- クエリ一覧のクリック数だけを見ると少なく見えた。
- しかしグラフ上の合計やページ別を見ると、ページ単位では反応が出ていた。
- そのため、クエリ一覧だけで止めず、ページ単位で補強判断した。
Codexに出す指示は「クエリだけ」ではなく「ページ別」も見る
Codexへ作業を渡す時は、クエリだけを貼るより、ページ別の反応と確認項目を一緒に渡す方が安全です。
Search Console反応確認メモ
対象期間:
グラフ合計クリック:
ページ別で反応があるURL:
代表クエリ:
補強したいURL:
既存ページで受けるか、新規ページが必要か:
触ってよいファイル:
触らないファイル:
公開確認項目:
停止条件:
Codexに頼む時の注意
- 「このクエリが少ないから終わり」と判断せず、ページ別も見る。
- クエリが見えていないクリックもある前提で判断する。
- Search Consoleの数字をそのまま作業命令にせず、URL単位で補強する。
- Search Console画面、内部レポート、所有権情報、認証情報は貼らない。
公式情報で確認した前提
Search Consoleの数値は、Google公式ヘルプやSearch Central Blogで説明されている通り、匿名化クエリや集計単位の影響を受けます。この記事では公式情報の代替ではなく、実務上の見方として整理しています。
まとめ:Search Consoleの数字は、役割を分けて見る
- 全体クリックはグラフで見る。
- URL評価はページ別で見る。
- 補強テーマはクエリで見る。
- クエリ一覧の合計だけで判断しない。
