GitHub作業環境は、ログインだけでは完全には戻らない
GitHubはクラウド上に正本repoを置けるので便利です。ただし、CodexでWebサイト運用や記事追加をしている場合、作業の実体はPC内のローカルフォルダにもあります。たとえば C:\Users\<user>\Documents\site-work\ や C:\work\codexguide-code\ のような場所にcloneしたrepo、検証スクリプト、deploy script、backup、reports、logsが残っていることがあります。
新しいPCでは、旧PCのCドライブ作業フォルダをそのまま持ち込むより、まずGitHubから必要なrepoをrepo cloneし直す方が安全です。cloneならGit履歴、branch、remoteの向きが整理された状態で始めやすく、古い一時ファイルや不要なbackupを混ぜにくくなります。
ただし、GitHubに入っていないdeploy script、公開レポート、検証ログ、素材フォルダがある場合は別途確認が必要です。最初の数回は、GPT/Codexと一緒に「確認だけのGOAL」を小さく区切り、いきなり本番反映や設定変更をしない進め方が現実的です。
旧PCのCドライブで確認するもの
旧PCでは、まず「GitHubにあるもの」と「Cドライブにしかないもの」を分けます。記事やAI相談で実際のユーザー名、ローカルパス、サーバー名を出す必要はありません。例を書く場合は C:\Users\<user>\Desktop\ のように一般化します。
| 確認対象 | 見ること | 注意点 |
|---|---|---|
| GitHub Desktop | 登録されているrepo一覧、branch、変更ファイル | 表示されるrepoが新PCでも全部必要とは限らない |
| clone先フォルダ | C:\Users\<user>\Documents\...、Desktop、OneDrive、作業用フォルダ |
OneDrive配下とローカル直下を混同しない |
| backup / reports / logs | 本番反映前backup、公開確認レポート、検証ログ | Git管理外なら、新PCで別途保管方針を決める |
| tools / scripts | 検証スクリプト、同期スクリプト、deploy script | 中身と対象サイトを確認するまで実行しない |
| 秘密情報 | Secrets、APIキー、token、.env、SSH鍵、FTP/SFTP/DB情報 |
実値を記事、README、AI相談文、スクリーンショットに出さない |
新PCではフォルダコピーよりrepo cloneを優先する
GitHub上に正しいrepoがあるなら、新PCではGitHub Desktopなどでcloneし直すのが基本です。公式のclone手順に沿うと、remote、branch、履歴が新PCにも入り、作業開始前に git status でcleanか確認できます。
旧PCフォルダをまるごと持ち込むと、古い一時ファイル、deploy前backup、検証中のJSON、未使用のレポート、秘密情報が混ざることがあります。もちろん、GitHubに入れていない必要ファイルがあるなら、別枠で内容を確認してから移す必要があります。大事なのは、公式repoと旧PCの作業残りを同じものとして扱わないことです。
旧PCのCドライブ全体を作業環境としてそのまま扱う進め方は避けます。新PCでは「必要repoをclone」「Git管理外の必要ファイルを確認」「秘密情報は別管理」の順で分けて進める方が安全です。
旧PCで未commit差分を確認する
新PC移行で一番見落としやすいのが、旧PCにだけ残っている未commit差分です。GitHub DesktopのChanges欄やターミナルの git status で、変更ファイル、追加ファイル、削除ファイル、未追跡ファイルを確認します。
- 必要な差分はcommit、push、PR化、または別ファイルとして保管する
- 不要に見えても、いきなり削除しない
- Secrets、
.env、APIキー、token、DB接続情報がGitに入っていないか確認する - deploy scriptやreportsがGit管理外なら、移すか捨てるかを別判断にする
- 複数作業が混ざっていたら、Codexには「確認のみ」で分類させる
Gitの状態確認は、Git公式の git status ドキュメントも参考になります。ただし、表示された差分の採用・破棄は自分の作業内容と照らして判断します。
新PCに最初に入れるもの
新しいPCでは、最初から本番反映まで走らせるのではなく、開発と確認に必要な道具を落ち着いて揃えます。
| 種類 | 候補 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| GitHub作業 | GitHub Desktop、Git、VS Code | 公式配布元、ログイン、clone先、branch確認 |
| 実行環境 | Node.js、Python、PowerShell | 既存repoの検証スクリプトが動くか |
| 確認作業 | ブラウザ、スクリーンショット、公開URL確認ツール | 最初はファイル変更なしの確認だけにする |
| 同期・保管 | Google Drive、OneDrive、必要なFTP/SFTPツール | 接続情報はAIへ送らず、保存場所も分ける |
| AI支援 | ChatGPT、Codex | 公式導線から使い、非公式ツールや不自然なnpmを避ける |
新PCでrepo cloneする流れ
- GitHubにログインする
- GitHub Desktopを公式導線から入れる
- 必要なrepoだけをcloneする
- clone先フォルダを決める。OneDrive配下かローカル直下かを混ぜない
- main / branchを確認する
git statusがcleanか見る- Node.js、npm、Pythonなど、repoで必要な環境を確認する
- すぐdeployしない
- 最初は公開URL、sitemap、robots、ads、内部リンクの確認だけを行う
この段階では、AdSenseコード、Search Consoleタグ、robots.txt、ads.txt、.htaccess、DNS、DB、cron、canonical、noindex、redirectには触らない方針にします。
deploy scriptとサーバー接続は最後に確認する
deploy scriptは便利ですが、対象サイトやbackup先を間違えると本番に影響します。新PCでは最初に実行せず、scriptの中身、対象ドメイン、対象ファイル、backup先、停止条件を確認してから扱います。
- deploy scriptの対象サイトが正しいか確認する
- backup先が旧PC固有のパスになっていないか見る
- FTP/SFTP/SSH/DBの接続情報をAI相談文へ含めない
- 本番反映は小さな確認作業の後に行う
- DB、cron、DNS、
.htaccessはHTML更新とは別作業として扱う
Codexには一度で全部任せず、数回に分けて確認する
GPT/Codexはかなり手伝えます。ただし、Cドライブ上の作業フォルダ、未commit差分、deploy script、Secrets、GitHub Desktopの状態は慎重に見ます。新PC移行は次のように小さなGOALに分けると、混入や誤操作を防ぎやすくなります。
- GOAL 1:旧PCのGitHub / repo / 作業フォルダ確認
- GOAL 2:新PCにGitHub Desktopを入れてrepo clone
- GOAL 3:1サイトだけ公開URL確認。ファイル変更なし
- GOAL 4:deploy scriptの中身と対象確認
- GOAL 5:新PCをメインPCにしてよいか判断
新PCで最初に投げる安全GOALテンプレート
最初の依頼は、ファイル変更なしの確認GOALにします。秘密情報や実パスは入れず、必要なら伏せ字にします。
/GOAL
新PC移行後のGitHub / Codex作業環境確認
目的:
新しいPCで、GitHub repoとCodex作業環境が安全に使えるか確認する。
やること:
・GitHub Desktopで対象repoがcloneされているか確認
・現在branchとgit statusを確認
・対象サイトの公開URLを確認
・sitemap.xml / robots.txt / ads.txt を確認
・AdSenseコードとSearch Consoleタグが維持されているか確認
・内部リンク404がないか確認
・ファイル変更はしない
・本番反映はしない
触らないもの:
AdSenseコード
Search Consoleタグ
robots.txt
ads.txt
.htaccess
DNS
DB
cron
canonical
noindex
redirect
Secrets
APIキー
token
.env
SSH秘密鍵
FTP/SFTP/DB接続情報
deploy script本体
本番サーバー
停止条件:
ファイル変更、設定変更、本番反映、秘密情報、deploy実行が必要になったら停止して報告する。
新PCをメインマシンにしてよい判断基準
- ChatGPTにログインできる
- MFAが通る
- GitHubにログインできる
- GitHub Desktopが使える
- 必要なrepoをcloneできた
git statusを確認できる- VS Code、Git、Node.js、Pythonが必要範囲で使える
- 対象サイト1つで公開確認ができた
- ファイル変更なしの安全テストが通った
- deploy scriptの場所と内容を確認した
- 旧PCに未commit差分が残っていない
- 旧PCをしばらくbackupとして残している
まとめると、GitHubはログインだけで完結するものではなく、Cドライブ上のrepo、作業フォルダ、reports、logs、deploy script、Secretsの確認とセットで考えます。新しいPCでは、必要repoをrepo cloneし、最初は確認だけのGOALから始めるのが安全です。